「バタークリームケーキを食べる」シリーズは長らく中断状態だった。
久々のバタークリームケーキは「治一郎」の「渋谷バターケーキ」。
バウムクーヘンやラスク、プリンなどを扱う「治一郎」はあちらこちらの商業施設に展開しているが、この商品は今年の11月1日に開業した渋谷スクランブルスクエアの「治一郎」限定のものだ。
食の細い我が老夫婦だと二人で食べるのにほぼちょうど良い大きさ。値段は税込みで972円。
バタークリームのインパクトは弱いが、それなりに楽しめるお菓子になっている。
スポンジの素材はバウムクーヘンと同じものを使っているというが、確かにそれっぽい味わい。
間に挟まった酸味の利いたオレンジのマーマレードもおいしい。
ただ如何せん肝心のバタークリームがおとなしすぎて「バターケーキ」の名に期待を抱く向きにはもの足りないだろう。
バターの香りにも甘さにももう少し大胆さが欲しいのだがな。
でもまあ、あまりバタークリームに慣れていない人にはこのくらいがよいのかもしれない。
私にはむしろ「マーマレードケーキ」という印象だ。
「バタークリームケーキ」一覧は
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