デパートの名産品コーナーで「たま昆布」というのを売っていた。見た目に惹かれて購入してしまった。
「おじゃこ」をはじめとした京佃煮の店、京都・松ヶ崎の「たけのうち」のものだ。
北海道産の根昆布で作った塩昆布だが、山椒の実の味わいが適度についている。
普通は白飯などに載せて食べるのだろうが、酒飲みの私は、さっそく面白い食べ方を発見してしまった。
この「たま昆布」を一粒、舌に載せ、ぺろぺろなめると飴玉のようにだんだん小さくなるのだ。昆布の旨みと適度な塩けが口内に満ちる。
だから一なめ二なめしては酒をグビッ。
これはいい。普通の塩昆布ではこれは無理だ。
わずか80g入りが税込み1080円だから決して安くはないが、早くも我が家の常備品になりそうな気配。これからの暑い盛りの熱中症対策に鞄に数粒入れておくのもよさそうだ。