本日のブログは長くなる。
きょうは家内と散歩をする。
上野駅公園口を下りると子供連れの目立つ人並みが「上野動物園」に向かっている。
久しぶりに動物園に行こうかと思ったが、入口の混雑を見て、即断念。入園チケットを買うだけで40分待ち。パンダを見ようなどと思ったらどうなるのだ。まあ、天気も良いし連休だし仕方ないな。
これも久しぶりに「国立博物館」でも覗くかと思ったが、あそこに行くと、まず、あそこだけで1日が終わってしまう。他の目当てもあるので、これもやめにした。
<谷中で「イナムラ ショウゾウ」~「喜久月」>
谷中の言問通りをぶらぶら歩く。
鶯谷近くのフランス菓子の「パティシェ イナムラ ショウゾウ」にさしかかると、意外にも行列がない。以前は、いつ前を通っても、長い行列ができていて、制服を着た係員が整理をしていたものだ。
それなら寄っていこうということで店内に。それなりにお客さんもいるし制服の整理員もいるが、とても落ち着いた感じになっている。
この店で人気があるのは「モンブラン」だそうだが、私は、大体の場合「いちごのショートケーキ」(ガトーフレーズ)にする。
家で食べた印象では、比較おとなしめだなという感じ。スポンジはとてもおいしい。
桜木の言問通りを根津方向に移動する。
ここを通ると必ず買っていく和菓子の「喜久月」が店を開いている。日曜休みではなかったのだ。よかった!
いつもの「あを梅」を購入。
この菓子には梅は使われていない。風情が青梅なのだ。白味噌餡のほんのり塩気も感じる品の良い甘さが好きだ。
<根津で「芋甚」~「根津神社」>
言問通りを谷中から根津のほうに下る。坂道の途中の横道にあるはずの、久しく行ってない薬膳中国料理店「古月」が気になったが、きょうは別口があるので…。
少し疲れも感じ始めていたので、昼飯代わりに甘いものを食べることにする。
甘味処の「芋甚」。
私は例によってかき氷「氷クリームミルク」。
きめの細かい雪のようなかき氷と練乳がとてもマッチしていてレベルの高いかき氷だ。
ここには、これとは別にレモン風味の「氷牛乳」というのもあって人気がある。
この店は「氷みぞれ」などではなく昔ながらの呼び方の「氷すい」がある。
一緒に行った家内は「アベック豆かん」を頼んだ。バニラと小倉という2種のアイスの載った豆かんのことだ。
ここは小倉アイスも上品でおいしいし、店頭売りのアイス最中も人気がある。
さすがに、本日は甘味処のはしごはしなかったが、根津駅近くの「秋田屋」という団子屋さんの小倉アイスもそこそこだった記憶がある。
それにしてもこのブログ、最近はスイーツばかりが登場するようになってしまった。
甘いものを食べてひと休みをしたところで、今日の本来の目的である「根津神社(根津権現)」に向かった。
折から神前の結婚式が行われていたようで拝殿から越天楽が聞こえてきた。
この根津権現はつつじの名所として知られるが、当然、今は咲いていない。しかし周りを取り巻くつつじの植え込みの緑は目に楽しい。
混雑がない分、これはこれでよいのかもしれない。
<丸の内に移動 「町村バター」~「レバンテ」~「かきフライ」>
丸ノ内に地下鉄で移動して、新丸ビルの町村農場の販売店でバターをまとめ買いした。
パン作りには「カルピスバター」を使うが、普段は、北海道赴任以来ずっとこの「町村バター」を我が家の定番バターとしている。
新丸ビルから有楽町方向に向かい「国際フォーラム」へ。目当ては「かきフライ」だ。
ここにビア&レストランの草分け的存在の「レバンテ」がある。
かつては有楽町駅前にあった。「1947年に大倉財閥の当主であった大倉喜七郎により創業。
松本清張の『点と線』をはじめとして数々の小説等の舞台にもなっている」と店の挨拶文にあった。
そして2003年7月に国際フォーラムへ移転した。テラスなどもある広い空間はなかなか居心地が良い。
ここは、生ビールとかき料理が売り物だが、その他のいわゆる洋食店メニューもいろいろある。
さて我々が頼んだのは「的矢かきのフライ」「カニコロッケ」「ローストビーフ」。
「的矢かきのフライ」は身が詰まっていてプリンプリン。さすがだ。
「カニコロッケ」は、ようやくトマトソースのものにありつき感謝。
手間がかかるのだが、いよいよ諦めて我が家で作るしかないかと思っていたのだ。
「ローストビーフ」は、正直言って我が家で作るもののほうが旨い。まあ、値段が値段だから仕方ないだろう。
私の好きな「かきフライ」が旨い店は、この「レバンテ」、銀座の「煉瓦亭」、同じく銀座の「三州屋」、値段も立派だが上野の「ぽん多」、それに地元に近い大宮の「紅亭」、そうそう意外なところで新宿の「中村屋」のもまずまずだ。
<銀座「ロックフィッシュ」空振り>
まだ時間が早いし、日曜日は行きつけの銀座のバーもやっていないので、早くからやっている「ロックフィッシュ」に向かった。
サンボア風の「角のハイボール」とブームの仕掛け人ともなった「缶つま」で有名なバーだ。
まだ午後5時にもならないのに店は満杯、入店できなかった。
あきらめて上尾に戻ることにした。
という訳で、今こうしてブログを書いている。
これから「Bar Standard」で飲み直しだ。