ご紹介するのは、またロースかつさんの記事です。

いつも貴重な情報をありがとうございます。

 

今回はこれに関連して足切りラインの話です。

 

駿台・河合・東進は足切り予想ラインを公表しています。

この足切りラインって、予想するのが本当に難しいですよね。

すべてのデータを持っていない予備校が、大学が「約ウン倍」と規定した枠の最後の人の点数を当てるわけですから。

 

なるべく近い数字を当てたいなら、より正確なデータを多く集めたほうが有利で、今年の駿台・河合塾は集計で連携することで有利になりました。

東進もがんばって集めていますが、浪人生データがゼロですし、アカウントを作らなくても入力できる仕組みを変えない限り、「より正確な」という点でも不利です。

 

あとじゃんけんと同じで、「後出し」が有利になります。

受験生は足切り予想ラインを見て出願先を決めるので、足切り予想ラインが高くすれば実際のラインは高めに、低くすれば実際のラインは低めになるわけです。

そういった意味でも、東進は駿台や河合塾より早く予想ラインを公開するので、不利になります。

 

逆の見方をすれば、東進は現役生向けの予備校だから集計データの量ではかなわない、勝てないのなら先に予想ラインを公開してイニシアティブを握ろうとか考えているのでしょうか。

 

予想ラインがどれだけ参考になるのかを確認できるように、過去データを貼り付けておきます。

出典:UTaisaku-Web

 

 

理系で定員が最も多い理一で、実際のラインとのずれを

10点以内:◎大成功

20点以内:○成功

20点超100点未満:×失敗

100点超:●大失敗

と評価すると

 

駿台:×◎◎●◎

河合:×○○●◎

東進:×◎◎●○

 

となります。

駿台が優秀で、東進が意外と健闘していて河合よりよいかもという感じです。

 

ただ足切り予想ラインは、高く出して実際低かったのはまだよいですが、低く出して高かった場合、それを信じて足切りになる受験生を出しやすくなります。

この視点で評価を以下に変えて集計してみます。

低めに予想:●

プラス0~10点:◎

プラス10点~20点:○

プラス20点超:×

 

駿台:×●◎×●

河合:×○○×◎

東進:×●●×●

 

こうして見ると、河合が最も優秀で大失敗がありません。

ただ、駿台や東進が足切りラインより低めに予想したときのずれは、いずれもほぼ10点以内(1度だけ11点)と小さいです。

 

今年最も低い予想は東進の786点であり、もし東進は低めに大失敗しても10点そこそこのずれしかないと考えると、理一の足切りラインは800点前後なのかと予想できます。

 

もう出願が終わった後なので、この予想で誰も不幸にはならないと思いますが、信じるか信じないかはあなた次第です。