ブログの内容には賛同しています。
ただ、早回しは多くの子にとってプラスになるかなと思っています。
サンプルが少ないというか、息子だけを見て思ったのは、
「数学攻略のキモは超高速で全分野を駆け抜ける」
です。
中学受験で第1志望に不合格だった息子は、小6の春休みで見返すために先取り学習をしたいと言ってきました。
自らそう考えたことは悪くないと思いつつ、息子には以下のことを伝えました。
「受験のゴールを志望大学合格に置くなら、中学受験の結果に一喜一憂する必要はない。結果論からいうと、脳が早熟型で同じ世代の中で最も上位の成績を取れるのが中学受験のときであれば、そのときになるべく志望校に近い大学への入学を担保できる付属校合格を目指すのがいいだろう。逆に晩成型なら18歳の3月時点で、志望大学の合格ラインを超えることを目指せばよい。人によっては高校受験のときが実質的なピークかもしれない。あせらなくてよい」
「人間の脳みそは徐々に成長する。小6で理解できなかった問題が中2になったらいとも簡単に解けるなんてことはよくある話。脳の成長に合わせて勉強すればよい」
重本先生がおっしゃる「高速カリキュラムは無用の長物」というのは、この話に通じるのかなと思いました。
息子の話に戻すと、息子は暗中模索の状態で勉強すると、分野同士の関連が分からず、ブツ切れの知識を詰め込む傾向があるため、高校受験ではそれを解消しようと思いました。
そして、全体の見通しを立てるためにも、いったん全分野を超高速回ししてしまおうと考えて始めたのが、いわゆる「中学3年分の●●を1冊でわかる本」に取り組むことです。
これらの本には、知っている人だけが理解できる説明(抽象的な表現ですまないです)になっていたり、単に説明を削っていたりして分量を減らしている本が多いのですが、中には「全分野をざっと理解する」という目的にぴったりな本もあります。
息子には、私が選んだ数学の本を買い与えたところ、2週間ほどで読み終わったようです。
そして、「数学は3年間でこれくらいしかやらないんだね。少し安心した」と言っていました。
その後は、私が本をレビューしたときに説明が不足していると感じた内容について、十分理解しているかを確認し、必要に応じて補足するようにしました。
そして全体を把握できたところで、それぞれの教科の最高水特進を買い与えて勉強してもらいました。
理解が浅い分、時間はかかりましたが、十分進めていけたようです。
(科目によってはフォローしました)
今回は「高速カリキュラム」という話を見かけたので、うちはこんなやり方をしたよという話をしました。
重本先生がおっしゃるように、「高速カリキュラム」が有効な子もいます。
一方、そうでない子たちには苦労が多く、実りは少なくなるでしょう。
ただ、全体像をある程度理解してから勉強すると、分野ごとのつながりが明確になり、理解度が深まりやすいと考えています。
一律にこうすればよいという話ではありませんので、こんな勉強法を実践した例があったという紹介にとどめたいと思います。
なお、この方法で難しいのは、全体像を理解させるときにどこまで掘り下げるかです。
浅すぎると分野のつながりを理解できませんし、深すぎると「高速カリキュラム」と同じ問題になってしまいます。