内申点対策はいろいろな方の記事にコメントしてきましたが、まとまったものがなかったのでここにまとめておきます。

 

我が家で実践した対策は結構あって、その中で最も効果的だったものを取り上げます。

事前に書いておきますが、どのお子さん・どの家庭でも実践できる対策ではないことをご容赦ください。

簡単ではなかったですし、一朝一夕でできるものではありません。

お子さんの性格によってできない対策もありますが、頭に置いておくだけでも役に立つかなと思います。

 

内申点対策で最も大事なのは先生とコミュニケーションをよくとることです。
そうすると、どうして男・女で評価を変えるのか、理不尽な評価がなぜ発生するか、評価軸は何なのか、最終的にどうすれば5を取れるのか、が分かります。
5を取る方法をストレートに尋ねて答えてくれる先生も結構多いです。

 

加えて、コミュニケーションをとることで、生徒から嫌われている先生がどうして嫌われる行動を取るのか、その理由が分かってきます。

息子はその理由を分かったとき、理由が真っ当であれば、先生に反発する生徒にその理由を説明したり、うまくやり過ごす方法を教えたりしたそうです。
また、一部の嫌われている先生にはどうして嫌われるのか、どうしたら多くの生徒と正常なコミュニケーションを取れる(嫌われなくなる)のか、といった相談や助言をしました。

こういったことを中2までにやっておくと、中3になったときに複数の教科の先生から教科係になるよう頼まれたとか。

 

一方、真っ当な基準で成績を付けないダメな先生も、コミュニケーションをとることで分かってきます。

その教科については、上級生で5を取った人にヒアリングをして対策を立てたそうです。

 

このやり方を極めると、先生によっては提出物の全部もしくは一部を重要視していない、授業中の挙手が評価に大きく影響しないといったことが分かって、要領よく授業を受けられるようになり、内申点対策の負担が減りました。

加えて、数学においては授業中の内職を認めてくれることになったそうです。

(当該の先生が中3になったときに別の学校に移ってしまい、息子は悲しんでいました)

 

内申点対策はいろいろあると思いますが、我が家で最も効果があった「先生とコミュニケーションをよくとる」を紹介させていただきました。