こんにちは、QLS Educationです

今日は毎週おなじみ、英語レッスンです

“How long ?” と “How much longer ?”　　　　　

所要時間をたずねる “How long ?” は皆さんご存じですね？

海外旅行中などの会話で実際に使ったことがある方もいらっしゃるでしょう。

さて、これとよく似た “How much longer ?”　という表現があります。

この二つ、場面に応じてきちんと使い分けられますか？

それでは例文を見ながら意味の違いを確認していきましょう。

（該当箇所を便宜上、大文字で示しています。）

(例文1)

トロント発成田行きのフライト、出発ゲートでの会話です。

A: Excuse me, HOW LONG is this flight?

B: Which flight are you asking about?

A: I am asking about the flight for Narita.

B: OK. That would be actually twelve hours.

A: Thank you.

A: すみません。このフライトは何時間ですか？

B: どのフライトですか？

A: 成田行きです。

B: 12時間になります。

A: ありがとう。

ここでは単純にフライトの時間をたずねていますね。

では次の場合はどうでしょうか。

(例文2)

飛行機が離陸して少しうとうとした後、あとどれくらいで目的地に着くかを

フライトアテンダントに尋ねるシーンです。

A: Excuse me. Can I get a glass of water? And actually one more thing, HOW MUCH LONGER now?

B: Sure. Well, probably another six hours.

A: Really, that means I slept six hours. Well, thanks anyway.

A: You're welcome. Let us know if you need anything.

B: Thanks.

A: すみません。お水をいただけますか？　それから、成田まであとどれくらいですか？

B: はい、お持ちします。成田まではあと6時間ぐらいです。

A: 本当？じゃあ6時間も寝てたんだ。ありがとうございます。

B: いいえ。何かありましたらお声をおかけください。

A: ありがとう。

離陸してからすでに時間がたち、「あとどれくらい」かかるかをたずねるのに

“How much longer ?”　を使っています。

“How longer” とは言わない点に注意してください。

“How long ?” と “How much longer ?”、違いをふまえて使ってみましょう。

それでは今週はこのあたりで

Have a great weekend

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“How long ?” と “How much longer ?”～