こんにちは、QLS Educationです

今日は毎週おなじみ、英語レッスンです

形容詞 “far” は決して珍しい単語ではないと思いますが、

物理的な距離が「遠い」という時以外にどんな使い方があるでしょうか。

例えば、"You went too far." という表現、聞いたことありませんか？

直訳すると「遠くまで行き過ぎた」となりますが、

実際にはどんな意味で使われているのでしょうか。

早速例文を見てみましょう。（該当箇所を便宜上、大文字で示しています。）

(例文1)

同僚2人の会話です。

A: "Don't you think YOU WENT A BIT TOO FAR when you talked to her in the meeting?"

B: "I don't think so. She is exactly what I said."

A: "Obviously, you have residual hostility towards her. You realize you went out with her.

She works for you. She could sue you for that."

A: "今朝の打ち合わせ、彼女にちょっと言い過ぎたんじゃない？"

B: "そんなことないよ。本当のことだもの。"

A: "彼女とのこと、あからさまに引きずってるわね。わかってると思うけど、

以前付き合ってた彼女があなたの下で働いてるんだから、あなた訴えられかねないわよ。"

・・・ここでは、"go too far" で「言い過ぎる」という意味になっていますね。

それではもう一つ別の例文を見てみましょう。

(例文2)

担当してきたプロジェクトが突然取りやめになり、納得のいかないAさん。

A: "What do you mean this project has been called off?"

B: "Sorry, this is our management's decision."

A: "Come on, WE HAVE WORKED ON THIS PROJECT THIS FAR and now they are asking us to

throw this one away? What is exactly happening?"

B: "Like I said this decision came from our management. I have no idea."

A: "プロジェクト中止ってどういうこと？"

B: "残念だけど、上が決めたことなんだ。"

A: "そりゃないよ。ここまでやってきたのに今になって諦めろって、一体どうなってんだよ。"

B: "だから上の決定なんだって。俺にもわからないよ。"

「ここまでやってきたのに」というのも、物理的な距離ではありませんよね？

こんな風に、“far” は概念的な度合いを表現するのにもよく使われます。

会話の中で自然に出てくるように、例文で練習しておきましょう。

それでは今週はこのあたりで

Have a great weekend

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