こんにちは！

4年ATのしぐです！

とうとう引退ブログを書くときがやってきました。

引退してもう1ヶ月以上経ちましたがいまだに毎晩あんなに通知が鳴っていた部活のLINEグループがちっとも動かないのが変な感じです。

元々、ブログなどで自分の気持ちを文章にするのが苦手なのですが、同期（主にちあ）から引退ブログは長く書いてねと言われているので思うままに書いていこうかなと思います。拙い文章ですが最後まで読んでいただけると嬉しいです。

正直、大学で部活に入ろうなんて思ってもなかった。でも、女ラクの新歓イベントの時の先輩たちの雰囲気の良さとか、練習に参加した時の先に入部してた同期の人柄の良さ、そしてなんといってもラクロスっていう競技の面白さに惹かれて入部を決めた。

でも、withコロナっていう考えがなかったこの頃はすぐに活動停止になってオンラインでの部活になることも多かった。それでも私にとって、初めての球技、チームスポーツであるラクロスが楽しくて楽しくて仕方なかった1年生。

練習試合やリーグで活躍する同期の姿を見ながら自分は何もできてないと不甲斐なさを感じ、焦っていた2、3年生。

そして、ATリーダーとして、チームのみんなのそれぞれの良さを掛け合わせたATを作りたいと思って始まったラストイヤー。

正直今シーズンラクロスと向き合う中で、自分がATリーダーになってよかったのかな、とか他の人がやった方が良かったんじゃないかな、とか思うことのほうが多かった。

自分のプレーはチームの得点源になれるわけでもないし、どんどん新しい面白い戦術が思いつくわけでもないし、っていう気持ちが心のどこかにずっとあった。

FINAL4で負けた後も、あの時もっと戦術固められてたら、とか、あの決断は間違ってたのかな、とか考えてしまっていた。というか、今でも考えてしまう。

（お疲れ様会の時にもちょっと話しましたが…）

今さら後悔しても遅いのはわかりきっているし、きっと自分もその時その時の最善は尽くしてきたと思うようにしている。

部活のことでどんなにきつくても、やらなきゃいけないことや考えないといけないことを全て放り投げてしまいたいと思うことはあっても、部活をやめたいってとこまでいくことはなかった。

理由の一つは、寝て起きたら大抵のことは気にならなくなる性格っていうのはあるけど、いちばんの理由は自分よりも明らかに実習や研究室で忙しいのに毎日スプライザ見て反省して、改善点探して、戦術を考えてる同期を尊敬してたから。そんな同期を頼りすぎたなって反省もしてるけど、頼らせてくれたおかげ、みんなでATを作れたから、私は最後までラクロスをすることができたと思う。同期と一緒に戦術考えて、その戦術を実践するための練習内容考えて、気付けけばファミレスで4時間くらい経ってることもあったけど、他の学年にはなかなか理解してもらえないかもしれないけど、そんな時間もワクワクして面白かった。

今までは同期で集まったらほとんど部活の話で、気付けばラクロスの真面目な話に行き着いて、延々語ってたけど、これからはそれが思い出話になってしまうのが少し寂しいな。

大学の友達よりも長い時間一緒にいた部活のみんなと約束をしないと集まれなくなるのも寂しい。

もちろん後輩のみんなとも。育成班っていう立場上、他の同期よりも後輩（特に1年生の頃）に接する機会が多いこともあって本当にみんな可愛かった。面と向かってはなかなか言ってないけど（笑）。私のことスパルタとか言ってくる1年生も、ラクロスでは負けず嫌いなのにオフの時は恋バナばっかりしてる2年生も、個性強すぎるけどしっかり互いのこと信頼してる3年生も、それぞれに学年の色があって、良さがある。そんなみんなが作り上げるこれからの九大女ラクを楽しみにしてる。ずっとずっと応援してる。

大学で部活に入ることを決めたのは自分だけど、正直、もし部活に入らなかったらもっと楽だったんだろうなって考えてしまうことはたくさんあった。でも、部活に入ってなかったらこんなに濃い4年間は過ごせてなかっただろうし、こんなにいい人たちに出会えなかっただろうし、自分の成長もなかったんだろうなと思うと1年生の秋にラクロス部に入る決断をした自分を褒めてあげたい。

4年間全てが楽しかったわけではないし、辛かった時もたくさんあって悩んだことが多かったけど、やり切って、頑張ってきて良かったなと思います。本当に最高のチームでした。

今シーズン九大女子ラクロス部を応援してくださった皆様、本当にありがとうございました。

「このチームに出逢えて」#17 しぐ