どうもムギ夫です
第一子が2018年の春に生まれ、そろそろ住宅検討するかーと思い至りました。
皆さんは住宅を検討し始めた頃、まず何をしましたか??
・モデルハウスを見に行く
・設計事務所に話を聞きにいく
・とりあえず両親に相談かなぁ
ムギ夫の場合は、とにかく現物を見てみなきゃ始まらねぇ
とばかりに、早速モデルハウスを見学することにしました。
その頃香川県では【香川 家博】(いえはく)というイベントがちょうど開催されていました。
これは、香川県の地元工務店が多数集まって各社の特色を生かしたモデルハウスを
一箇所で集中展示するイベントです
モデルハウスといっても、実際の分譲地に建てられたものなので、家博が終わると売りに出される物件なので、生活するための現実的な大きさで作られています←当時はモデルハウスってもっと大きいと思っていた
イメージとしては、新しく作られた分譲地に新築が同時に20棟くらい建ち、それぞれの家に好き勝手に入れる
って感じです!(分譲地自体は全部で50区画くらいありました)
予約無しで当日いきなり入れるので、ムギ夫一家も早速見学に行くことにしました。
~当時の再現VTR~ ナレーション付き
土曜日の午前中、ムギ夫一家はすでに動き始めていた。
-朝早いんですね?-
ははは、いつもはもっと遅いんですよ。
やはり、住宅って男にとっては特別なものじゃないですか?
なんだかこう、自然と目が覚めるんですよね。
住宅検討で、本当の自分に目覚めたのかも?なんて(笑)
こちらを笑わせようとしてくるムギ夫。
屈託のない笑顔に、自然と場が和んだ。
他愛もない話をしてると、ムギ夫の義実家から車で10分くらいだろうか、
目的地が見えてきた。
-あ、本当に分譲地なんですね-
そうですね。なんか新しく出来た友達の家に遊びに行ったときを思い出しますね。
他のモデルハウスって本当にモデルって感じを受けますけど、
ここって本当にこれから人が生活するって感じですよね。
車をお客様駐車場に止めるムギ夫。
周りを見渡すと、駐車場を囲むように各社のモデルハウスがそびえ立つ。
よく見ると、モデルハウスの前にはどこも営業がいない。
どうやら本当に自由に入るスタイルのようだ。
ふと隣を見ると、ムギ夫の目つきがマタギ(熊を狩る人)のように鋭くなっていた。
おそらく、こうしてる間にもモデルハウスを吟味しているのだ。
-今日はまずどこから見る予定ですか?-
実は特に決めてないんですよ。
事前にホームページは見てきてますが、先入観があってはいけないので。
とりあえず、外観が僕のイメージと近いものから見るつもりです。
そう言って正面にあった大きなレンガ調の建物に歩き出す。
そこにおちゃらけた雰囲気は微塵もない。
抱っこひもの隙間からわずかに見える生後三ヶ月の長男、ムギ壱の目も
そんな父の姿をしっかりと見据えていた。
-大きい、ですね-
…うーん、そうでしょうか?
確かに外観が大きく見えますが、建物の形はきれいな正方形、いわゆる総二階です。
レンガ調の外観は好みですが、総二階は僕の好みではないです。
駐車場は3台取れていますが、庭のスペースもないので、全体的に圧迫感を受けますね。
驚いた。
一棟目から手厳しい意見が飛ぶ。
まだ検討し始めたところだというが、ムギ夫の頭の中には既にある程度のイメージが出来ているのだ。
さらに驚いたのは、家の中からではなく、まず外側から見始めたことだ。
…只者ではない
モデルハウス初心者がやりがちなミスが、内部の豪華さに圧倒されて、外部に全く目を向けないことだ。
ムギ夫がそんなありがちなミスをゆうゆうと避けてのけた。
この男が内部を見る時には、いったいどのような目線で見るのか、期待を寄せてしまう。
ムギ夫はひとしきり外周部を見て回ると、自然と玄関から中に入っていった。
-どうですか、ムギ夫さんから見てこのモデルハウスは?-
うひょ~
キッチンでか~~
吹き抜け気持ちいい~~
シューズインクローク広くて最高~~~
この家めっちゃ素敵やん~~~
見て見てここ!!
ここがこうなってこうで
あとここも……........
。。。。。
~続く~
次回もお付き合い、宜しくお願いします。