2月3日(木)
相変わらず、腕は痛いが、ロキソニンを飲んで、一ヶ月ぶりに海に出かけた。
早朝の気温17℃、いまが一番寒い時期だろう。
夜明け20分前、6時40分、久しぶりの海で、はやる気持ちを抑えつつ海に入った。
冬場にはめずらしく、波もなく、水中がよく見える。
今夜のカラオケパーティー用に、一枚釣りあげたいところだが、最近はカツオがつれているらしい。
いつもの北の岩場に到着すると、南の岩場にはほぼ同じ時間に、3人出てきた。
何となく安心する。
釣り始めてすぐヒットしたのは、約40cmの二条サバ。
紅海の魚は、水温のせいか、脂ののりが悪く、煮ても焼いても美味くない。
結局、今日はこの一本だけだったので、インターネットでしめさばのレシピを調査。
このサイトが、写真付きでわかりやすかったので、挑戦することにした。
1.まずは3枚におろす。
2.裏表にたっぷり塩を振り、室温で2時間。
しかし、何となくサバが痛むような気がして、冷蔵庫に放り込んだ。
3.背骨ラインの小骨取り
ピンセットでやってみたが、うまく抜けない。
結局、ギブアップして、大型魚の刺身を作るように、5枚おろしにした。
4.皮むき
手でむけるが、なぜか、透明な表皮だけを剥くことができず、刺身に付けた方がきれいに見える下の皮もいっしょにむいでしまい、サバは丸裸になった。
塩がまわるまでの時間を利用して、クリニックに出かけた。
ここでは、女性の顔を見る機会が極めて少ないが、クリニックに行くと、若いフィリピンの女医、看護師が、普通の病院のように働いており、診察のやりとりも楽しむことができる。
残念ながら、リハビリの先生は、平日の午後1時から9時までが勤務時間とのことで、診察カードを作って、初診しただけで帰ってきた。痛み止めの注射を打ちましょうかと言ってくれたが、薬だけでまだなんとかなると我慢。
5.酢じめ
塩を振りかけたサバの4本のブロックを、どんぶりに入れ、食酢をかけて塩を洗い流す。
一度、キッチンペーパーで水気を取り、シールつきのプラスチックの袋に入れて、たっぷり酢を入れ、冷蔵庫で15分寝かす。この時間厳守が重要らしい。
6.冷蔵庫から取り出したサバをキッチンペーパーで水気を取り、ラップして冷蔵庫で寝かす。
カラオケパーティーに持っていって、刺身サイズに切り、わさび醤油で食べたら、美味い。
カツオのたたきも、火であぶるのができないので、酢じめにしただけでもいけるかもしれない。
ともあれ、不味い紅海サバの美味しい食べ方をやっと見つけた。
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