11月24日(火) 雨

 

一年に一回の健康診断。いつもながら、胃カメラは好きになれない。はっきり言って、S病院の医者はへたくそだ。観察しやすいようにと、途中で空気を何度も注入され、「ゲボッ!ウェ!」と口からげっぷとなって漏れる。苦しいやら痛いやらで、心の中で「早く終わってくれー!」と叫んでいる。

 

「ゲップは、マウスピースをしっかり前歯でくわえて、我慢してください。」と言うばかりで、どうすれば楽にできるかを教えてくれない。途中で、「ゆっくり鼻で息をしてください。」と言われて、少しコツがつかめた。マウスピースをくわえると、ついダイビングの時の習性で、口で息をしてしまう。しかし、胃カメラをくわえた時は、鼻で息をして、口では息をしないのがコツのようだ。

 

去年、大腸検査のときは、カメラをお尻から入れるので、胃カメラのような苦しい思いをしないですむと思っていたら、注入される空気で腹が痛くなり、胃カメラよりはずっと苦しい思いをした。

 

約15分、太いチューブで胃の中を引っ掻き回され、やっと今年のお勤めを終了。
いつになったら、鼻から入れる細いチューブが導入されるのだろう。
来年からはバリウムにしよう。

 

ところで、海外勤務の場合、年に一回の健康診断は義務で、会社の支払いだが、ポリープがあるとその検査は個人払いになる。ここ3回連続、ポリープを確認し、それの検査のため細胞を採取された。この検査料金が4800円。しかし、毎年同じ病院で、同じポリープを見て、同じ検査をして「良性です。」との判定。本当に必要な検査なのだろうか?
 
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