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クライスラー 経営破綻 

フィアットが資本提携で救済へ

5月1日1時22分配信 毎日新聞

クライスラー 経営破綻 フィアットが資本提携で救済へ

クライスラー本社=AP
 【ワシントン斉藤信宏】オバマ米大統領は30日、経営危機に陥っていた米自動車大手クライスラーが、ニューヨーク市の破産裁判所に連邦破産法11条(日本の民事再生法に相当)の適用を申請すると発表した。また、クライスラーがイタリアの自動車大手フィアットとの資本提携で合意に達したことも明らかにした。既に全米自動車労組(UAW)や債権者ら大半の利害関係者との間で協議が進展しており、クライスラーは破産法申請後、1~2カ月で再建協議を終了する見通しという。

【ついにビッグ3の一角が…クライスラーの年表】

 クライスラーは、米政府が支援の条件としていた設定された4月30日の期限に向け、銀行やファンドなど債権者団との債務削減交渉を進めていた。クライスラーと米政府側が計69億ドル(約6800億円)の債務を22・5億ドルに削減する案を提示し、28日までに大手金融機関など主要債権者と合意していた。しかし、一部のヘッジファンドが難色を示し、29日深夜に交渉は不調に終わった。米自動車大手3社(ビッグ3)では初めての経営破綻(はたん)となる。

 今回の破産法申請はその後の再建支援体制を用意した上での「事前調整型」の破綻に当たる。申請でクライスラーの債務は法的枠組みを通じて大幅にカットされる見通しで、米政府も最大80億ドルの公的資金による支援をする方針。フィアットの出資比率は当初20%で、将来は35%まで引き上げる。クライスラーはフィアットから小型車の技術供与や新車供給を受けて再建を急ぐ見通しだ。

 しかし、ビッグ3の一角が破綻に追い込まれた衝撃は小さくなく、同様に経営危機に陥り公的支援を求めている米自動車最大手、ゼネラル・モーターズ(GM)の再建の行方に影響を与える可能性がある。

 クライスラーは98年、ドイツのダイムラー・ベンツ(現ダイムラー)と大西洋をまたぐ“世紀の合併”を実現。「ダイムラークライスラー」として成長を目指したが、商品力の弱さから販売不振に陥り、07年に合併を解消。米投資ファンド、サーベラス・キャピタル・マネジメントの傘下で再生を目指したが、ガソリン価格の高騰や米国の金融危機などで経営危機に陥った。

 今年2月には米政府に50億ドルの資金支援を要請したが、オバマ政権は3月末に「単独での生き残りは困難」と判断。4月30日までに債務の大幅圧縮や労務費削減、今年1月から続けていたフィアットとの提携交渉を完了させることを抜本支援の条件として通告した。

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クライスラーは新たなステージへ
フィアットの支援で再建できるのか
まさか連鎖倒産の危機は無いのか
水難救助で溺れている人に
抱きつかれて共に溺れてしまうような
そんな漫画的な展開はあってほしくない

米国政府の公的な支援にも限界はある
基本的に市場が回復しなければ
自動車が売れる社会にならなければ
世界経済は全く回復しない

つまり市場経済が回復し
企業活動が復活し
企業収支が黒字になり
従業員が経済的に支えられ
生活も再安定化し
国家の税収が確保され
その税金が企業支援に回る

『金』の連鎖が例えばどこかで
断ち切られるような事態が起れば
すぐに兵糧攻めの状態になる

経済の安定化への道のりは
まだまだ険しく厳しい状況


大丈夫? 今後の世界経済??