米TARP監督する財務次官の最有力候補
が指名辞退=WSJ
3月25日9時59分配信 ロイター
[ワシントン 24日 ロイター] 米ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)紙(電子版)は24日、米財務省による7000億ドルの不良資産救済プログラム(TARP)を監督する財務次官の最有力候補とされていたフランク・ブローゼンス氏が指名を辞退したと報じた。
同氏は、ヘッジファンドのタコニック・パートナーズでマネジャーを務めている。 WSJによると、米連邦住宅抵当金庫(ファニーメイ)<FNM.N>のハーブ・アリソン最高経営責任者(CEO)が依然、候補として残っているという。 オバマ大統領は23日、以前財務省の顧問を務めた経験のあるニール・ウォリン氏を財務副長官に、クリントン政権で経済顧問を務めたラエル・ブレイナード氏を国際問題担当財務次官に指名すると発表した。 また、スチュアート・レビー氏のテロ・金融情報担当財務次官留任を決めた。 ウォリン氏とブレイナード氏の指名は上院で承認される必要があるが、レビー氏の留任は再承認を必要としない。ウォリン、ブレイナード両氏が承認されれば、空席となっている残りの財務次官ポストは国内金融担当のみとなる。 アメリカの経済再生の要
財務次官の選任が遅れている
公的資金注入の監視役
早期経済再生の鍵を握る
国内では大規模倒産が
時間との競争をしている
年度末の駆け込み処理
契約だけ進めておき
決済は新年度へ先送り
株主総会までに
間に合わせたい
諸事情満載の中で
どの選択肢が有利なのか
売り手側と買い手側の
激しいバトルは今日も激戦
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