ここで閑話休題
ママカフェでは希望者はお弁当を講座申し込み時に注文することができました。
こんなお弁当でした
むすび丸がとってもかわいくて、食べるのがもったいな~いо(ж>▽<)y ☆
まあ、ゆりんごが注文したんじゃなくてお隣の方のお弁当があまりにもおいしそうだったので盗撮しただけなんですが・・・w
(しっかり撮影の許可は頂いております)
さて、お腹もいっぱいになったことですし、午後のお話のことについて書いていきますね。
午後のテーマは
「子どもの思い通りにならない状況での対処法」
でした。
主に、各テーブルごとに意見を出し合い、話し合ったりしてのワーク中心の講座でした。
だから、悩める親自身がそうすればいいのか考えるから、より、正解を知ったときの喜びが大きい
まずは、親自身が育ってきた環境についての話でした。
親自身が親から怒鳴られたり、体罰を受けたりする育てられ方をしていると、自分もそういう育児に疑問を抱かなかったり、またこれではよくないと思いつつも、習慣からやられたことをやってしまうということが多いのだそうです。
これはよっぽど強く意識して自分の考え方の習慣を変えなければ、子供も変えることはできない、と。
「子供はこうあるべき」「親はこうあるべき」という概念を捨てること
「子供への強制や怒鳴る、叱る、体罰」は相手をコントロール度最高潮の状態なので、親が子供をコントロールしようとする限り、子供は親から自立できないのだそうです。
自立できない子というのは、大人になっても親なしでは生きられなくなった子供ということです。
子供が自立するために、親ができること、それは
「子供自身で考え、選択させること」
私たち親世代の教育も(学校も家庭も)詰め込み式、みんなおんなじ式で大きくなってきたので、親自身も自分で考える能力が低下しているのではないかと感じました。
そして、ここでも、午後の部から参加の方のためにも午前の部にもあった「ハッピージャンケン」で自己紹介をしました。
(「ハッピージャンケン」については、ママカフェ@仙台午前の部のレポをご覧ください)
午前の部にゆりんごのお隣にいた方は帰ってしまいましたので、午後は新しい方とご一緒しました
名前と出身地をお話したあと、お話したことは
「子育てをしていて、嬉しいと感じる瞬間は」ということについてでした。
ちなみに、ゆりんごは「自分の作ったごはんやおやつをキレイに全部食べてくれたとき」と答えました。
でも、この答え。
結構考え込んでやっと出てきました(-。-;)
普段、子供と関わっていて、嬉しいとか楽しいと感じた瞬間がなかったからです。日ごろからあんまり育児を楽しいとか思う余裕や心境になれてなかったということを実感してしまいました。
木村先生曰く、この設問は
「つらい育児の中でも、親としての喜びを感じる瞬間というのは絶対にあるもの。だから、自分が育児をしていて嬉しいとか楽しいという瞬間がこういうときだということがわかったら、できるだけそういう状況を増やしたり、思いだすようにしたりすることが大事。そういう経験を増やすと、どんな困難も乗り越えられるようになるし、また新たに育児をしていて嬉しいことや楽しいことが連鎖していくようになれば育児もさらに楽しくなるんですよ」
とのことでした。
さて、具体的な「困ったちゃんの対処法」ですがまずはじめに
「欲しいと思っていたおもちゃを買いに行ったら、売り切れだった」
という場面でのことです。
この場合でありがちな親の行動とは
親が子供の代わりに計画を変更して、落ち着かせようとしてしまう
ことなんだそうです。
「欲しいものがないから別のものにしようかと、説得する」
とか
「おもちゃがないと駄々をこねる子供を見た周囲の人の目線を気にしてその場を去ってしまう」
とか。
木村先生は「こういったトラブルの場面は、子供が上手に計画変更できるようになるための絶好の機会である」とおっしゃっていました。
人生において、計画変更をしなければならない場面というのは多々あるもの。
計画変更が上手にできると、人生における無駄な苦しみの時間がなくなり、過去のものにしがみついたり、同じものにこだわる必要がなくなり、別の新しいことに時間やエネルギーを費やせるようになる、ということに気付けるんですね。
これは、親である私たち自身がいちばんよくわかってることだと思います。
2~3歳くらいの幼児期に親が子供に「じゃあどうするの?」と漠然と聞いても子供はひとりで考えるにはまだ難しい年齢なので、親がある程度選択支を出してあげることが親のできることだそうです。
今回の場合だと
①本当に欲しいものが手に入るまで待つ
②他に欲しいものがあればかわりにそれを買う
③別な店に行って探す
という選択肢の中から子供自身に選ばせ、決めさせるということです。
子供がおもちゃがないことを知って、駄々をこねても子供が親の言うことを聞くように、コントロールしないことが大切なのだそうです。
①子供が泣いていても、まずは待つ。子供が「欲しいのに買えない」という現実を受け入れるまで、その葛藤中に親が口や手を出さない
これって、本当に根気と勇気がいる状況だなと思います。
子供がいつ泣きやむかもわからない状況で、それに耐えなければならない状況。
もしも、何も考えないでゆりんごがこの状況になってしまっていたら(普段の生活がそうなんですが)
人目も気になるし、力づくで抱き上げて帰ると思います(-"-;A
おもちゃ売り場で子供が泣くのをじっと待つ・・・なんて、できるかどうかわからないです。
ついつい、子供が泣くと「何かしなくちゃ」って新生児期からやってきたものですから
その対応がずーーーっと後まで続いちゃってきたわけですから。
そして
②子供の気持ちをしっかりと受け止める
そうして初めて、親から質問していいようです。
③「別のものにする?それとも別のことをする?」というような、コントロール値が低くなるような質問をする、とのこと
子供をコントロールせずに、子供に考えさせるような質問をしていくとどうなるかというと・・・
①自分の気持ちを受け止められたという自己肯定感が生まれる
②「こうやったらどうなる」という先の見通しができるようになる
③心の柔軟性が生まれる
④状況の変化についていけるようになる
⑤現実と向き合えるような強い心になる
というような意見が参加者のみなさんから出されました。これって、子供になってほしい理想像ってことなんだっていうことがよ~くわかります
そして、これらの対応をすることによって、得られる最も重要なことは
人生には思うようにならないことがある、という事実を受け入れて計画変更することに抵抗が少なくなること
なんだそうです。
確かに!!
そういう対処法が子供のうちからわかっていれば、失恋しても相手を呪わずに済むし、受験で失敗しても、次にとるべき行動が見えてきて、落ち込む時間が減っていいことばかり♪
こういう生き抜く力を子供のうちかからつけさせられるのって本当に理想だなと思いました。
選択理論心理学の要は「自分の人生に自分で責任をもつ」ということだと聞きました。
自分のことを自分でどうすればいいか考えて対処していけたら、これくらい心強いものってないなと思いました。
これは、あな吉さんのセルフカウンセリングとも共通した価値観だとわかりました。
あな吉さんのセルカンの考え方を子供のうちから身につけられることくらい幸せなことはないなと思います。
そして、子供を自立させるために、親がすることは「子供の気持ちをただただ受け止めるだけ」というそんなシンプルなことしかなかったんだということにまたさらに驚きました。
でも、シンプルなことだからこそ、難しいっていうことがあると思います。
親自身も誰かに(多くは夫だと思いますが)ただただ気持ちを受け止めてもらえていないと、難しい、と。
そういう心の余裕というか、普段から自分の一人時間を作って、自分を満たしているからこそできることなんだなあと
午前の部のお話とつながるところも発見しました。
ほかにも、いくつか「子供が思い通りにならない状況での対処法」の例をお話してくだいました。
で。
全体を通して、感じたことは。
こういう話は、たぶん、どこかの育児書にひととおり載ってることだと思います。
探せば、おそらく対処療法的にはやり方は見つかると思います。
でも、それを断片的に見てやったとしても。
子供の性格や環境、そのときの状況が違えば、たちまち親としての応用力がなくなり、あのときと状況が違うとか、理由をつけて出来なくなってたと思います。
まさに、本だけではわからない「育児についての全体性」みたいなことはこういう講演会やワーク形式での学びでじゃないと気付けなかったと、ゆりんごは思います。
でも、今回、午前と午後で通しで受講したおかげで、問題となっていた背景には複雑なものがいろいろ織り交ぜられていたことがわかったし
子供が自分の思いどおりにならない、言うことを聞かないで困っていたことは、ゆりんごが悪いのではなく、その子供に合ったやり方を知らなかっただけだったんだということがわかったのでとても気持ちがラクになりました。
この後は、ただただ子供を観察し試行錯誤しながら、子供に合った表現方法、説明の仕方、ペース配分、伝え方を見つけていけばよさそう、というのが今のゴール設定です。
あとは、これからもやっぱり自分一人の時間を大事にしていきたいなと思いました。
主人に子供預けてでも、月に一回は育児とは全く関係のない「打ち込める何か」のために時間とエネルギーを費やしていきたいです。
その「打ち込める何か」はまだ見つかっていませんが・・・
今回、ママカフェに参加できて本当によかったです
ママカフェのチラシに「これに参加したら育児がラクになる」っていうキャッチフレーズの意味がわかりました。
その一番は「それぞれの子供に合った対応のしかたがわかるようになるから」というのがゆりんごの一番の収穫でした。
今回学んだことは、ママカフェが終わってからこの約5日間で少しずつ実践してみて、確実に子供との関係がよくなったと実感できています
難しいことは一切なくて、どれも実行しやすいものばかりだったし、こうやったらああなる、というようなシンプルな答えがさらに、ゆりんごのトリアタマでも理解できました。
ゆりんごには選択理論心理学の育児がとっても合ってるようです
また機会があれば、是非ママカフェに参加したいです
ママカフェスタッフのみなさん、そして、ママカフェで出会えたすべての方がなんだか初対面じゃないくらいすんなりとゆりんごは打ち解けられて、とっても居心地がよい空間でした。
ホントに「この人とは話したい!!」と思えるママ友さんと出会えたなと思えました。
ゆりんご、そこらへんのストライクゾーンがめたくた狭いです(;´▽`A``
だから、少々困ってます・・・まあ、友達が全然いないわけではないので困ることはないですけれども。でも、あな吉さん講座はじめ仙台ラバーズに参加してみてわかったのは
おそらくゆりんごと話の合うひとは、こういった講座、セミナーに参加するタイプのお母さんたちなんだなとわかりました。
ずっと、ずっと、心から話したいと思える友達を探していました。
もちろん、ひとり、ふたりはいます。
でも、いつもその人たちと会って話せるわけではないし、別の世界も見てみたい。
ゆりんごは友達になりたい人をずっとずっと探していました。
今までこういうものに出かけたことがなかったので、わかりませんでした。
家の近所の児童館や子育て支援広場で、ママ友を作ろうと思ったら、お茶のみ友達はできるかもしれせん。でも、ゆりんごはそういうお友達は欲してなかったからできなかったんだということもわかりました。
もちろん、児童館にいるお母さんたちでも素敵な方はいらっしゃると思いますが、そういう人と出会える確率がゆりんごにとっては低かったみたいです。
こういう講座でお友達作りをするほうが、ゆりんごが求めるお友達と出会えることがわかったことが、またひとつ大きな収穫でもありました。
長く拙い文章を最後までお読みいただきありがとうございました。
また、主催者のtakariさんはじめ、ママカフェスタッフのみなさん、本当にありがとうございました。
また、みなさんにお会いできるときを楽しみにしています