~盲目~
この世界の人々の
全ての視界を遮った時
この世界の存在価値は
果たして 存在し得るのだろうか
見るもの全てを疑わなかった
私の視界を遮った時
光を失ったこの目で
私は一体 何を見るのか
それでも回り続ける世界に
私の空っぽな頭は
何を想い 何を嘆くのだろうか
答えは全て その闇の中
~血~
自ら裁った皮膚の間
赤い線が浮かび出す
鮮やかな赤から黒へと変わる
あの時間だけが我に帰れる
赤 赤 赤褐色 錆色
赤黒色 黒 黒 黒 黒
美しく繊細で 時に儚く
全てを悟った グラデーション
まるで移りゆく景色の様で
瞳の奥へと突き刺さり
悦と快楽が脳を犯す
穢れた それでも美しい
この赤い愛液が
私の存在を 創り出す