首相官邸は9日、日本新聞協会加盟の新聞、通信、放送各社で構成する内閣記者会に、菅直人首相が記者団と直接やりとりする「ぶら下がり取材」について、従来の1日2回から1回にしたいと申し入れた。記者会側は10日に対応を協議する。
 首相は8日の就任記者会見で「取材を受けることによって、そのこと自体が影響して政権運営が行き詰まる状況も感じられる」と、記者団の取材機会を抑制する考えを示唆していた。官邸側の提案では、ぶら下がり取材を減らす代わりに、首相の記者会見を原則月1回行うとしている。 

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 「ポスト鳩山」を決める民主党代表選(4日投開票)の焦点は、有力視される菅直人副総理兼財務相と小沢一郎前幹事長との距離感だ。「小沢支配」の継続を嫌う非小沢系議員は小沢氏の「院政」を警戒する一方、参院選を来月に控え、党内には「小沢氏しか選挙は仕切れない」との声も根強くある。菅氏が小沢氏らの協力を仰げば、非小沢系が対抗馬を出す可能性もあるなど、選挙の構図は菅氏の動向次第で決まる可能性が高い。ただ、菅氏は広範な支持を狙い、側近らに特定グループとの連携には慎重な意向を示している。【田中成之】

 「清新な内閣と、清新な民主党執行部が作れる人に新しい代表になっていただかなくてはならない」

 2日午後、非小沢系の玄葉光一郎衆院財務金融委員長は、自らの勉強会に集まった約80人の衆参国会議員を前にそう語った。

 あいさつには、「新体制では小沢氏の影響力を抑えるべきだ」との意向がにじんだ。代表選を通じ、小沢グループが引き続き主導権確保を目指す動きを見せているためだ。同グループは支援する候補について「非小沢系の代表はいいが、幹事長まで取るのはだめだ」(若手)と、幹事長ポストを同グループに委ねる人物か否かで判断する構えを示す。さらに候補には小沢氏に近い原口一博総務相らの名をちらつかせ、支援を求めてこない菅氏をけん制している。

 非小沢系議員らが、幹事長を辞してもなお小沢氏への警戒を緩めないのは、圧倒的な影響力ゆえだ。小沢氏は06年の代表就任以来、一貫して選挙実務を取り仕切り、09年衆院選で圧勝をもたらした。これで「小沢グループ」と目される議員は、旧自由党系▽衆院若手でつくる「一新会」▽参院若手--ら衆参約150人に達した。

 昨年5月の代表選も、小沢氏が鳩山由紀夫首相を支持したことが決定打となった。現在民主党議員は衆参で400人強。今回も小沢グループの支援を得れば、有力となる状況に変わりはない。

 一方、前原誠司国土交通相や玄葉氏らが所属し、非小沢系議員の多い「凌雲会」と、野田佳彦副財務相が中心の「花斉会」は、小沢氏の影響力を封じ込められる候補を推すことを視野に入れる。菅氏がこのまま小沢氏と一定の距離を置くならともかく、メンバーからは「菅氏が小沢氏に担がれるなら対抗馬を立てざるを得ない」(中堅)との声も出ている。その場合、「白紙」を強調している前原氏らが名乗りを上げる可能性も残っている。

 凌雲会には仙谷由人国家戦略担当相、枝野幸男行政刷新担当相ら、花斉会には「事業仕分け」で脚光を浴びた蓮舫参院議員らが所属。凌雲会では細野豪志前副幹事長が、花斉会では松本剛明衆院議院運営委員長が小沢氏の側近だ。「非小沢で一枚岩」とはいかない。

 民主党のグループは統制が緩く、掛け持ち組も大勢いる。また、岡田克也外相、馬淵澄夫副国交相ら特定グループに属さない議員も多い。昨年当選した140人以上の新人衆院議員の党内での立ち位置もあいまいだ。

 菅氏は小沢氏とはつかず離れずの距離を保っている。小沢氏との関係は悪くないが、非小沢系にも目配りし、小沢グループとの連携については明確にしていない。

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 午前7時50分、公邸発。「福島社民党党首が沖縄に行くが」に「閣僚としてはいかがなものかと思うが、社民党党首の立場ではやむを得ない」。同52分、国会着。同53分、院内大臣室へ。同8時、宇宙開発戦略本部開始。
 午前8時13分、同本部終了。同18分、閣議開始。
 午前8時50分、閣議終了。同51分から同9時10分まで、仙谷由人国家戦略担当相。同11分、院内大臣室を出て、同13分、国会発。同15分、官邸着。同16分、執務室へ。
 午前9時21分から同31分まで、松井孝治官房副長官。
 午前10時13分、岡田克也外相が入った。
 午前10時59分、岡田氏が出た。
 午後0時、山岡賢次民主党国対委員長が入った。
 午後0時46分、山岡氏が出た。同57分、執務室を出て首相会議室へ。
 午後1時から同29分まで、平野博文官房長官。同30分、首相会議室を出て執務室へ。
 午後3時6分、執務室を出て、同7分から同20分まで、特別応接室で安里カツ子沖縄県副知事らが「かりゆしウエア」を贈呈。平野官房長官同席。同21分、執務室へ。
 午後3時22分から同54分まで、平野官房長官。
 午後4時33分、執務室を出て、同34分から同51分まで、南会議室でサッカー・ワールドカップ日本代表の岡田武史監督、中村俊輔選手らが表敬。同52分、執務室へ。
 午後5時8分から同35分まで、ラオスのトンシン国民議会議長。同38分、執務室を出て、同39分、官邸発。同40分、国会着。同42分、衆院本会議場へ。同44分、衆院本会議開会。
 午後7時10分、衆院本会議場を出て、同11分、国会発。同13分、官邸着。同14分、執務室へ。
 午後7時26分、執務室を出て、同27分から同31分まで、南会議室で報道各社のインタビュー。「普天間移設の政府案を閣議決定もしくは閣議了解するのか」に「何らかの形で閣議でやりたい」。同32分、官邸発。
 午後7時43分、東京・六本木の六本木アカデミーヒルズ着。同ビル内の宴会場「キャラントA」でアフリカデー記念レセプションに出席。
 午後8時3分、同所発。同11分、東京・南麻布の日本料理店「有栖川清水」着。報道各社の政治部論説委員と食事。
 午後9時46分、同所発。同10時1分、公邸着。
 26日午前0時現在、公邸。来客なし。(了)

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