-前書き-
こんにちは。初めてライブレポートなるものを書こうと思います。拙い文章だと思いますがどうぞよろしくお願いします。さて、私は10/22(火・祝)にKing Gnu Live Tour 2019 AWに行ってきました
今回のツアー、めちゃくちゃ倍率が高くてグッズだけでもと多くのファンクラブ会員が朝早くから並んでいたり、音漏れ勢もたくさんいて改めて今回当選した自分の運にびっくりしました、、、当分いいことないだろうなこりゃ
ということで早速ライブレポートに移ろうと思います
そこに袖からKing Gnuメンバーが登場。煙に包まれたまま、1曲目は飛行艇で始まります。
常田さんのムスタングから飛行艇のリフが鳴り響き、勢喜さんの四つ打ちとともに会場が揺れ動くような雰囲気でライブがスタート。
2曲目のSorrows、3曲目の"あなたは蜃気楼"と移り観客は徐々に盛り上がっていきます。
Sorrowsではシンセサイザーとギターのクランチ音が心地よく、キレのいい跳ね上がるリズムと共に観客も盛り上がっていました
あなたは蜃気楼でのサビはステージ下部が煙で覆われていて、蜃気楼を連想させるような演出でした(多分)
この曲は結構独特で、よく新しいけど懐かしいと表現されるのですが、ライブでもそのとおりで、新しい前衛的な音とも取れる、ただバブル期のディスコを彷彿とさせるような懐かしさもあり異色な雰囲気を放っていました(まあバブル期のころ生まれてないんですけどね)
4曲名はロウラヴ
個人的にかなり好きな曲で、サビの観客とのシンガロングはかなり良かったです。音源よりもライブの方がかっこいい曲で個人的にさらに好きになりました
その後5曲名It's a small world、6曲名Vinylと一旦落ち着いた、洒落たビートで観客を踊らせます
Vinylのギターソロは私がこの世で一番好きなソロと言っても過言ではないくらいかっこよくて好きなので生で聞けて感動しました、、、寒いのになんであんなにノーミスで弾けるのか、、、
そして7曲目には未発表の新曲を披露
結構アップテンポなんだけどいままでのKing Gnuとはまた違ったキレのある曲でした。早く音源がききたい。
その後8曲目はNIGHT POOL、9曲目は白日と続きます
ここで恒例、井口のMCでは
「いやー3回ライブしてるとお客さんの反応が大体わかるんですけどみなさん緊張してる?え?お前が緊張してるって?めちゃくちゃ緊張してますよ」と芸人顔負けのトークで会場を和ませた(と思う)
10曲目にSlumberland
いやーこれがめちゃくちゃかっこよかった
常田さんがメガホン持って歌うの本当にかっこいいね、、、全国の常田ファンがメガホンになりたい気持ちが少しわかりました(?)
サビのシンガロングも非常に良き雰囲気で、個人的にはやっぱこの曲がKing Gnu一番のアンセムだと思います。
11曲目にも未発表の新曲。
こちらは落ち着いた雰囲気ですが圧倒的J-POP!って感じではなくて個性的な、「トーキョーカオティック」を表現したようなKing Gnu初期系にと似た曲でした。
この曲から3曲は常田さんはずっとキーボードで演奏してました。ギターできて鍵盤弾けてさらにチェロできるとかもはや楽器の神。鬼才すぎる。
12曲目はhitman
hitmanはギターソロがある曲ですがこのライブのソロ部分では歌も含めメンバー全員で音を奏でるアレンジに。全員が演奏してるというよりは、全員がソロをやってる感じですごい新鮮でした
13曲目はThe Hole
割と人気の高いこの曲は、ピアノの美しい旋律と井口さんの張り裂けるような歌声が夜の日比谷公園に響き独特の雰囲気を醸し出していました。良き。
ここから4曲はアコースティックコーナーと題し井口さんは座りながらマイク一本、常田さんはエレアコ、勢喜さんはカホン、新井さんはウッドベースで演奏していきます
14曲目Don't stop the Clocks
いやーこの曲の新井さんのウッドベースがめちゃくちゃかっこいいんですわ
本当に痺れて、言葉にできない美しさがありました
今回の公演は映像化されるらしいので行けなかった人は是非見てほしいところです
15曲目McDonald Romance
常田さんのエレアコがいい音でですねぇ、、、
なんというか心地よいと表現するのが一番適切な、良い雰囲気でした
16曲目Bedtown
原曲は結構エレキガンガンに歪ませる激しめの曲ですがアコースティックバージョンだと新鮮に聞こえました
なによりも常田さんの渋い歌声がかっこよかったね、、、
ここで井口MC
「今日なんで晴れになったかわかりますか?皆さんのおかげではないです!スタッフのコンさん(スキンヘッドの方)を亀甲縛りにしててるてる坊主として吊るしたからです!」と謎MC
しかも背後で他メンバーがめちゃくちゃお洒落な演奏してるからその温度差が面白かったです
17曲目Tokyo Rendez-Vous、18曲目Prayer Xと進み19曲目はFlash!!!
Flash!!!がめちゃくちゃ良かった。なによりも会場との一体感はこの曲が一番でした。まさにライブ映えする曲で、井口さんが井口になって暴れてて良かったです
20曲目、アンコール前ラストにTeenager Forever
この選曲は意外だと思ったんですがここに持ってくる理由がわかりました、、、
この曲はSONYの短いCMでしか聞いたことなかったのですがあの曲めちゃくちゃBメロや間奏がかなりポップで、絶妙な爽やかさを孕んでいてラストにぴったりの曲でした。(この曲で井口さんシンガロング求めたけどリリースしてなきゃちゃんと歌えないですぜ...)
そしてアンコール1曲目は傘
アップテンポだけどどこか切ないサウンドは個性的で、King Gnuの新たな一面を感じさせる演奏でした
そしてラストは恒例サマーレイン・ダイバー
最後は明るくも落ち着いた雰囲気でライブは幕を閉じました。
そして井口が5万5000円のサングラス投げましたとさ(終)
Set List
1 飛行隊
2 Sorrows
3 あなたは蜃気楼
4 ロウラヴ
5 It's a small world
6 Vinyl
7 新曲
8 NIGHT POOL
9 白日
10 Slumberland
11 新曲
12 Hitman
13 The hole
14 Don't Stop the Clocks
15 McDonald Romance
16 Bedtown
17 Tokyo Rendez-Vous
18 Prayer X
19 Flash!!
20 Teenager Forever
アンコール
E1 傘
E2 サマーレイン・ダイバー
さてここからは感想になるのですが、少し否定的なことも書こうと思いますので嫌だなーって方とかセトリのみ知りたい方はブラウザバック推奨です
Twitterでもちらほらと意見が上がっていましたがやはり観客があまり盛り上がっていなかったのは気になりましたね、、、King Gnuの演奏やパフォーマンス自体は最高でした。あのクオリティを超えられるバンドはなかなかないと思います。しかしそれに見合った反応というか、少なくともこれぞライブ!っていう一体感は少なかったように感じました。もちろん観客が自由にライブを楽しんだと言い換えればそれまでなんですが、King Gnuが「群れをなす」ことを目的としている以上、観客が盛り上がることに重きを置いているはずです。しかし予想通りの反応がなかったことは事実だと思います。ただFlash!!!やSlumberlandでは通常通り盛り上がっていたので、客があまり関心がなかったとか満足できなかったとかではないはずです。
個人的には野外であることが原因ではないかと。いつもなら響く観客の声も届きにくかったのではないかと。正直シンガロングの声量が微妙だったのは野外だったから説を信じたいところ。
あとこれは位置のせいとしか思えないのですが、音質があまり良くなかったです、、、
私は左端の方にいたので低音があまり響かず、高音がキンキンしていてものすごく酷い表現をすれば百均のイヤホンで音楽を聞いてる感じでした。King Gnuは音のクオリティを重要視してるバンドだと思うので音質が良くなかったことは少し残念でした、、、これに関しては位置によると思うのでまたリベンジしたい!
ここまでネガティブなことを書きましたが総じて見ればとても良いライブでした
そもそも自分が普段聞いているアーティストが目の前に現れたことだけでも感動ですし、とにかくギターはかっこいいしせきゆーはうますぎるしベースのリズム感が最高すぎるし、イヤホンからだけでは伝わらないKing Gnuの魅力が伝わりました
ここまでかっこいいを何回使ってるかわからないけどとにかくかっこいいんだって、、、
そしてどんどん人気を高めてる中狭いキャパで至近距離で見られた自分の運にも感謝。次ライブ行く時はアリーナかドームとかなんだろうなあ、、、
そして!新曲がこれまたいい感じだったので冬の新アルバム発表がより楽しみになりました
ここまでライブ当日に書き殴ってみましたがどうでしょうか。多少端折ってる部分もあるので後日書き足すかもしれません。
それでは。

