。なぜか。答えは当然,面白いから。変わらないのにね。じゃあずっと昔のカルドセプトをヤっときゃいいじゃん? まったくもってそのとおり。頭では分かっているの。なぜ同じようなモノなのに,毎回買ってヤっているのか,自分でも分からないわ,pso2 rmt。でも,やみつきになる魅力があるのよ。  働きもせずヒモ同然,しかもわがままで喧嘩っ早くて自分勝手。酒に酔っては暴力を振るう。誰に聞いても「あんな男,やめときな」って言われる。それでも愛してる。頭ではダメって分かっていても,どうしてもついつい愛情を注いでしまう。そんな感覚に似ているのかもしれないわね。イヤ,別にカルドセプトがダメ男だって言ってるわけじゃないんだけどね。  っていうか,むしろいいところだらけ。モノポリーみたいに分かりやすいのに深い戦略要素もあるし,かといってダイス運や引くカードのタイミングであったりの運も,カバル RMT,勝つためには少なからず重要。そこがいい。でも,基本的には強いものが勝つ。ここもまたいい。要するに通ぶって言えば,ルールやカードの能力など,そのバランスが最初から完成されているタイトルなのよ,カルドセプトは。  だから無理に変える必要がないの。そして今のところ,それは正解だと私は思うわ。想像するに,作り手も試行錯誤していると思うの。ルールを変えてみてはどうか,新しい要素を取り入れてはどうかって。でも,結局は下手に変えないほうが面白いという結論に,毎回たどり着いているんだろうと思う。だから結果,変わらない。  シリーズもののゲイムをプレイしていると,いつも思うんだけど,作る側からしてみれば続編って,とても怖いものだと思うのよ。ゲイム性を変えるのも,かといって変えないのも,どちらにしても。  ビジネスである以上は,プレイヤーの声は無視できないじゃない。変えたら変えたで「なぜ変えたんだ!」って言われるし,変えなければ変えないで「なぜ変えないんだ!」って言われる。まあ,面白ければどちらでも文句は言われないんだけどね。  そういう意味で,ずっと変えないことを続けていて,それでいて面白いってことも変わっていない,このカルドセプトシリーズって,実はめちゃくちゃ凄いんじゃないのかな,という気がしてるのよ。とくに,最初にこのゲイムデザインを考えた人が。  派手なゲイムを求めている人には向いてないし,カードゲイムやボードゲイムが苦手な人には,無理にプレイをオススメしない。けれども,ゲイムっぽいカードゲイムをプレイしたい人には,断然おススメできるわね
関連トピック記事: