ネット社会における「利便性」は「リスク」と隣り合わせ国内外でクレジットカードの情報漏えいが相次いでいます。金融業界で最も装置産業的色彩の強いクレジットカード業界は、システムが高度化するのと比例して危機感を募らせています。05年6月、米国内で約4000万枚分の「マスター」や「ビザ」のクレジットカードの個人情報が外部に流出しました。ノンバンクを中心としたわが国のクレジットカード発行会社は、自社発行の力ード情報の流出および不正使用防止対策に追われました。クレジットカードのトラブルは、国際的な犯罪組織が存在するといわれていましたが、今回の事件で情報管理の徹底や安全対策の強化が改めて問われることになりました。