新年明けましておめでとうございます
今年は定期的にこのブログを動かせるよう努力したいものです(十中八九願望に終わりますね)

さて今回のテーマは、以前予告した通り

「名波浩」について(「クラブ」についてでもありますね)

昨シーズンは辛くもプレーオフで残留、この結果を受けて監督の去就に注目が集まりましたが早い段階で続投が発表されましたね

この発表に賛否両論あるのは確かです、他所ではこの結果なら普通に切られてることが大いに予想できますし笑

僕は大賛成までは振り切れないにしても、クラブ、そして監督の決断を最大限尊重しようという立場ですかねぇ

ネガティブな材料は沢山。なんならそっちの方が圧倒的に多いかもしれないですが、僕は来たる2019シーズン、振り切ってこの決断を信じてみようと思いました

今回は何項目かに分けて(少ないけど)、それぞれ思うところを書くとしますかね
では早速いってみましょう


1.手腕
昨シーズン全体としてはあまり戦術的なところでは評価出来るものではありませんでした
まあ選手に任せているので評価云々の問題では無くなって来るかもしれませんが笑
次の項にも繋がってくるんですが、名波さんはこのクラブの選手達を本当に信じてるんだなというのは感じます
ピッチ上の選手達に攻守の大部分を委ねるなんてなかなか出来るものではありませんからね笑
そこが選手達も監督を慕うところなのかもしれません、自分たちが憧れた選手が監督として率いるチームに入って、そこでその監督に信頼してもらえる
元名選手という肩書きを持つ特別な人物が自分の強みをフルに活かした形ですね、鎌倉時代の"御恩と奉公"の関係にも通じるものを感じます
ただ、昨シーズンうちが苦戦を強いられたのもここに起因します
選手を信じるのは良いことです、それが彼らの自信にも繋がります
ただ名波さんは選手を信じ過ぎた点もあると感じます
実際選手層はおそらくここ10年で最も厚いでしょう、監督フロントの巧みな編成の賜物です
能力のある選手が集まっています、それは事実
そしてその選手達が持つ類まれな能力をピッチ上でどうしたら最大限発揮できるか、を考えた結果彼らのイマジネーションに託す、という結論に至ったものと僕は考えています
最初は無謀じゃないか、と思っていましたが偶発的にハマった攻撃が起きるシーンもありました
そしてシーズン終盤にはその回数がちょっとずつですが増えてきたんじゃないかな?とも思います
イマジネーションに委ねた成果が芽を出しつつあります
ただし、まだ狙って出せるという段階にはありません
そういった意味で安定感にやや欠け、ハマらないことの方が多いために年間35得点という貧打に終わってしまったところもあるでしょう
残留出来たので結果オーライではありますが、これをメインに据えるとなると厳しいことは昨シーズンでわかったと思います
ただオプションの1つとしては面白いものが出来つつあるのではないかと感じますね
再現性には欠けるもののそれはつまり相手からしても予測しにくいということ
名波さんも「来季は攻撃の形を作る」と明言しました。これは是非ともやってもらいたいことなのですが、攻撃の構築に割く割合を10中7,8として2,3くらいは昨シーズンのように選手のイマジネーションに充てるようにすれば更にバリエーション豊かなものが生まれるのではないかと感じます
選手を信じるのは素晴らしいことですが、それと同時に1本立ち返るところがあるとよりチームとして運営しやすくなると思います
一切指導歴が無いまま監督に就任し、まだまだ4,5年しか経ってません
J1で監督の育成をするのはいかがなものであろうか、、、とは思いますが、少しずつでも采配面において改善成長しつつある点は見受けられるので長い目で見ていこうかなと


2.カリスマ性
これは言わずもがな、国内ではずば抜けたものがあると思います
実際最終節に負け、プレーオフ行きが決まってからの地獄の1週間も全くチームが瓦解しないどころか、むしろプレーオフの試合中選手達が良い顔をしていたのが印象的です
ここは流石に「すげぇな…」としか思えませんでしたね笑
モチベーター、リーダーとしての力は圧倒的
あれだけの錚々たる、そして一癖も二癖もあるうちの選手達がしっかりついてくるところにそれを感じます
この点に関してはもう揺るぎないと思います、そして今回プレーオフ送りになったことで監督自身も大きな挫折を経験しました
こうして現実を見たことが後々活きてくるシーンは出てくるでしょうし、この経験を大きな財産として僕は捉えることにしました
こんなカオスなクラブは他にいないでしょう、おそらく磐田だけです笑
過去前例のないことをしてるから賛否は出てきますし、普段見てる人でも理解しきれない部分があるのですから外から見たら全くもって意味不明でしょう笑
ただこのカオスなものが今後どうなっていくのか、ここに僕は興味を持ってしまったんですよね笑
木っ端微塵にプライドも自信も打ち砕かれた名波さんがどう成長していくのか、どのようなチームを作り上げていくのか、見届ける価値を少しでも見出してしまったんです笑


3.環境
これは僕が一番評価しているところです
磐田には若手、中堅、ベテランという棲み分け無しでフェアな競争原理が生まれていると感じます
17シーズン終盤に上原力也が出番を得ましたが、出てきたばかりの若手にありがちな硬さも一切見られず、即戦力級の働きぶり。昨シーズンはスタメンで出る回数も大幅に増えチームを引っ張る活躍ぶりでした
そして昨シーズン、大南と航基が終盤にスタメンで出る機会が増えました
上の力也に同じく、もう活躍が若手のそれじゃないんですよね
もう普通にチームを背負う力を持ってました
若手って基本的に無理にでも使い続けて成長させるってことが多いですしそれが主流かもしれませんが、うちは"完全にこいつはスタメンで使えるな"と見なされて初めて抜擢されるんですよね
早すぎず遅すぎず、タイミングが絶妙です
だから出てきたらすぐ即戦力としての働きができます
そうなると今出れていない若い選手は何かしら課題があるのだろうなと納得出来ますし
ベテランもそう、年齢など関係なくまだまだ成長するってことを見せてくれます
見せてくれる、というより成長しないと若手中堅の突き上げに負けてしまうのが現状です、だから成長するしかないって環境に置かれているのだと思います
この相乗効果により選手個々人のレベルはだいぶ上がっているように感じます、この姿勢やフェアな原理は名波さんが就任するまでは無かったんじゃないでしょうか
だからこそ僕はこの点を評価しています


以上、3項目に分けて僕なりの見解を出しました
この辺りがプレーオフで辛くも残留したクラブが、選手が、監督が僕をまだ前向きにさせるポイントとなります

オフはまだ続き、また新たな記事を書くかもしれませんのでその時はまた読んでいただけたら嬉しいです、では