車の塗装を保護し、美しい艶を出すためには、コーティング剤を塗るのが効果的ですが、そのために大切なのは下地処理です。
汚れたボディの上からコーティングをしても、密着がわるくなってしまったり、でこぼこしてしまったりして美しい輝きを得ることができません。
面倒であっても下地処理は欠かせない作業なのです。

下地作りの基本は、まず洗車です。
洗車をして汚れや泥などを洗い流します。
次に目に見えないような小さな鉄粉などのざらつきや、タールなどを取り除いていきます。
これは大変な作業になるのですが、専用のタール除去のクリーナーや鉄粉をくっつけて除去する粘土クリーナーなどを使って、丁寧に車を磨くようにして洗っていきます。手で触ってつるつるしていればOKです。
この後はじめてコーティング剤を塗ることができます。
下地がきれいにできていると、やはり輝きが違ってきますし、耐久性もあがります。
プロであっても、同じ工程を踏んで作業しています。