２０１１.３.１１　１４時４６分。

あれから、１週間・・。

未だに携帯に残る緊急地震速報のメール。

この時間に。

今思い返せば、既に揺れている中、大音量で鳴っていたあの音。

あれから何度聞き、固まっただろう。

今日も鳴った。あの音が。

トラウマだ。

日常が崩れたこの日を。一生忘れない。

普通が普通じゃなくなる不安、悲しみ。

関東での計画停電をテレビで目にするけれど。

決まった時間だけに、こんなにも動揺する。

被災地は、今も電気が通っていない場所がある。

私自身、３日も４日も

いつ点くかも分からない不安な時間を一晩中過ごした。

東北の厳しい寒さ。毛布だけなんて・・命がけになるほど。

ガスがダメなら、食べるものは限られ、お風呂なんて無理な話。

水道が出ないなら、喉は渇き、手や顔を洗えない。

歯を磨くのも困難。

一瞬で経験した。

今日だって、友達とのメールに電話。

『ご飯食べれてる？』

『お風呂は入れた？』

『コンビニやってるとこある？』

今の時代、こんな会話するなんて想像もしていなかったよ。

数日前までは

『靴下も、下着も３日目・・。』

こんなことが普通に変わってた。

津波から走って逃げてきた友達たちは着の身着のまま。

いつものバッグさえも持って来れなかったと。

それだけ津波は早くに町を襲った。

テレビは、毎日避難所の様子を映す。

『連絡ください・・。』

涙を流しながら。自分の無事を伝えながら。

老夫婦が映る。

『お父さん、靴下履いていないの・・・。』

奥さんが、旦那さんの足の甲をさすっていた。

この方たちは水で濡れたままのズボンを穿いて寒さに耐えていて・・

流されどこかの屋根に上がった。

そこには、親子がいた。

けれど、次の瞬間親子は流されてしまった。

何も出来なかったと泣く女性。

涙が溢れた。

必死で逃げた方たちの声。

直ぐそこなのに。本当にショックで・・。

友達の彼氏の会社は気仙沼。

その時彼氏は仙台にいたから助かったけど、会社は流された。

会社を見に行く途中、何人もの遺体。

苦しくて仕方なかった・・と。

グランディー２１・・

あの頃は、ホットハウススーパーアリーナ。

５人のトンが歌声を響かせたコンサート会場。

現在、遺体安置所があります。

ご冥福をお祈りいたします。

緑が溢れ、漁業が盛んな宮城県。

今は悲しみに包まれている。

けれど、皆必死に生きようと、助け合おうとしてる。

他の被災地だって同じ。

他県からの連絡。

『寝れてる？』

『今日は暖かい。そっちは？寒い？大丈夫？』

『ご飯は？ある？』

みんな、ありがとう。

その気持ちが、嬉しいよ。

自己満で書いてたこのブログ。

この状況を伝えたいと地震の記事を書いた。

今、沢山の方が訪れてくれているようで・・・

顔も知らない私に、コメントをくれる方。

何度も、”今日は眠れましたか？”など・・

励ましの言葉も多く、温かい涙が流れます。

”なんと言ったら・・””頑張ってなんて簡単には・・”

いいんです。

読んでくださっただけで。

気持ちは十分伝わっています。

書いて良かったと。

私が書いた必要物資を目にして

”参考になりました。集めますね。”

嬉しかったです。

募金しか・・

いいえ。ありがとうございます。

”今日、被災地から移って来られましたよ”

そんな報告も。

日本中、世界中が私たちを助けようとしてくれている。

毎日、テレビで見ています。

そして、ユチョンたちの支援。

今日皆様のブログで見れました。

画面が涙で霞む。

嬉しい。

前回の動画、携帯では見れないようですね・・すみません。

今回は、PC向け壁紙を作りました。

ユノだけなんですが・・・このユノが、すごく素敵なので。

沢山の、ありがとう。

ファイティン！！！！

”普通”ということ。