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>> from Burgundy

個別コメ返しを入れたいところなんですが、時間を見つけられたらやります。でなければ来週までお待ちください。
ブルゴーニュで一泊して、いまは金曜日の午後。 先生がお昼寝している隙に(笑)この速報を書いています。

ヒューストン空港へは順調に到着。Cゲートの北側から南側に移動する通路に、すごいもの発見。

ジョージ・H・W・ブッシュ元大統領の銅像が飾ってあります! ネクタイや肩に背負った背広がひらめいてるのが凄い。
手元に腐った卵やトマトをもっていなくて本当によかったと思いました。でもパパ・ブッシュのほうはまだましかも。

コンチの親切なアテンダントさんに感心させられながら、CDG空港へも無事に飛びました。すべて On Time。
T1を9時ちょうど発のエアフラバスを拾って Gare de Lyon へ・・・。ここで渋滞食らって2時間もかかりました。

でも乗り継ぎに3時間半持っていたので、まだ余裕でリヨン駅へ到着。自分が乗るTGVをかなりあっけなく探して乗車。

写真で見るとそこそこだけど、かなりボロい。それに日本の国鉄みたいに年中洗ったり磨いたりしてないみたい。

1等の車内は1-2配列でした。ずいぶんボロいです。

速いけど、けっこう揺れます。振動もあります。新幹線と比べるのはお門違いにできが悪いと思いました。
でも安いし、SNCF ってまだ公営だよね? そのおかげか、機材が痛んでも気にしないみたい。ちょっと残念。

マコン・ロシェ駅で待っていてくれたS.A.博士に拾ってもらって、黒トリュフ号(笑)でお宅まで連れて行ってもらいます。
途中、スーパー ATAC に寄ってランチとディナーの材料を買っていきましたが・・・

デリのコーナーに並ぶパイに釘付け。店内で写真撮っちゃいけないだろうけど、我慢できませんでした。
キッシュも、肉が入ったパイもすっげー美味しそう。 ・・・でも出来合いを許さない先生は買ってくれません。(号泣)

つきました。 到着した頃から曇り空、遠雷がゴロゴロいってました。

確かに芝生はかなりヤバいことになっていて、先生の敵タンポポも見事に駆逐してありました。
刈り目から見ると僕が来るのに備えて、昨日芝刈りをした模様です。 先生ありがとう。

いま、この写真の居間でこの記事をタイプしてます。

Grand Floor の居間は涼しい。 ・・・っつーか、最高気温が22℃くらいしかなくて肌寒いくらい。これぢゃ泳げない...。

僕が借りているお部屋がこれ。

いつもこの 1st Floor のいちばん広い部屋をくれます。寝る時以外はここに戻ってこないので、もったいないかも。

荷物をほぐしていたら、先生が庭で何か掘ってる・・・・

まだ小さいけど新じゃがを掘り出してくれました。今年の初物です・・・というか、そこにはこれしか植わってなかった。

せっかく育てていたジャガイモを僕の訪問にあわせて掘り起こしてくださいました。素晴らしい一期一会の精神で感激。

ランチでいただきました。ちいさいけど、「これぞジャガイモ!」な風味がしっかりあって、とても美味しかった。

おなかがふくらんだところで、チェリー摘みに。

ところが、今年は異常気象で、前2ヶ月ほどが無茶苦茶に暑く、ここにきていきなり冷え込んで雨降りまくりだそうです。
そのためにチェリーは凶作。しかも雀、カラス、リス、さらにあろうことか僕のトーテム、カササギまでチェリー泥棒に...。

それでも、庭先のサクラの木にはよく熟したサクランボ。ちょっとアリが食ってたりしても、払って食べました。

サクラの木1本に残っていたチェリーを二人がかりでほぼ食い尽くして・・・

手が桜色に染まりました。(笑)

ここらへんで雷ゴロゴロが近づいてきて、ピカピカゴロゴロザーザー。 おかしいなぁ、晴男のジンクス、効かないなぁ。

さて僕が、晩ご飯は軽くていいですと言ったら、スーパーで冷凍エスカルゴを買ってくれました! やたー!
出来合い嫌いの先生だけど、さすがにエスカルゴは出来合い。 ・・・でも初めて冷凍のエスカルゴを買ったそうです。
皿の中でころがらないように、塩の山に埋めよう・いや塩はそんなに無いとか、砂で十分だ・いや砂だとこぼれたガーリックバターが食えなくなる、とかいろいろ考えたあげく、科学万能の21世紀にふさわしい素材で固定。

単なるアルミホイルだったり。(爆)

そうしているうち、近所のお金持ちの親友夫妻から Stan は着いたかと電話が入り、ディナーを一緒に食べろとお誘い。
24時間かけてやってきた後なので遠慮しようと思ったら、親戚が来ていて10人分でも12人分でも一緒だからと言われ・・・

ディナーの席に乱入しました。写真はベルギーやフランス各地から集合した、この家の子供たち。
3年前にプールで一緒に泳いだ Alex 君は背が伸びてすごく大きくなって、恐ろしくイケメンになっていました。

いただいたディナーが、こちら。

ズッキーニの入ったオムレツにトマトソース添え。キャセロールで超巨大なものを焼いて、切り分けたからカッコイイ。
使ってあるスパイスが不思議。すごく美味しいけど量が微妙で言い当てられません。あとでレシピ聞いてきます。

メインディッシュは子牛 Veal でした。

子牛のクリーム煮、フェトチーネ添え。 牛は牛すじに近いような風味で、僕は美味しくて全部食べちゃいました。
でもフランス人、特に女性は健の部分を食べないんですね・・・。お皿がツルツルなのは僕とホストの Jacque さんだけ。
疲れて食欲ありませんとか言ってて、進められるままにオムレツ2切れと牛ヌードル2杯もたいらげました・・・。
ただ、フェトチーネがのびていたのだけ残念。先生によれば Jacque の奥さんM-Jはパスタの経験が浅いらしいです。
近所の国でも、パスタあんまり食べないんだね・・・。

そして、フランスの食卓ですから、これがないと食事は終わりません・・・

フロマージュ。 これは山羊のチーズで青白カビが表面に出ています。
皮、食べるのか食べないのか判断できずに周りを見ていたら、これは丸ごと食べていいチーズでした。

ここでもう11時半。デザートのアイスはパス、丁寧に辞退して、ベッドに倒れ込みました。

翌朝。つまりこれ書いてる日の朝。僕の泊まっている部屋の窓からの景色。

天気予報は降水確率60%だったけど、晴男くんの面目躍如です。

いいいお天気のうちに、離れのベッドメイキング、ハウスキーピングを済ませます。僕は自分の下着を洗濯。
今日、金曜日はチューリヒから、あのチーズフォンデュを御馳走してくれた友人夫妻が僕に会いに来てくれるんです。

掃除を済ませたら、またスーパーでディナーの材料を買い込んで・・・さらに、友人夫妻のお気に入りレストランへ。

土曜日のディナーを予約しに行きました。
ここは3年前にも、昨年の11月にも来ているので、オーナーが先生を見ずとも僕を覚えていてくれました。
前回は晩秋、今回は夏の食材で、また美味しいものをいろいろ食べさせてもらえそうです。

さて、昨夜にディナーをごちそうになってしまったので、冷蔵庫でゆっくり解凍させていたエスカルゴをランチに。

美味しい! 冷凍物でも、スーパーの出来合いでも、けっこう美味しい!
先生は厳しく「これならOKぢゃな。」とか言ってるけど、着いて最初の24時間でとても楽しませていただきました!

・・・あ゛。 先生が昼寝から起きてきて退屈そうなので、相手してあげないと、(爆)

以上、詳しくはブルゴーニュ旅行記の連載開始をお待ちください。・・・・たぶん10月に入っちゃうだろうけど。(笑)