前記事の磯田道史先生&「竜馬がゆく」(四)を読み終わろうとしているこの日、
いいタイミングでの「英雄たちの選択」でした
(四)では
気概あり、学問あり、武芸あり、思想あり、詩質あり、
しかも苦味ばしった美男である、といえば男子として
完全なものといっていい。
と評されている山内容堂公。
しかし、武市半平太を切腹させたりとその行動からは、「憎」の印象になっていました。
番組の1つ1つがなるほどでした。
・早い段階で蒸気船を複数有していた土佐藩。岩崎弥太郎~三菱へのつながりが見えました。
・後藤象二郎&山内容堂公による大政奉還への道筋。
・その先はイギリス型の民主主義を想定していた。
・大政奉還後の王政復古は薩摩のクーデター。龍馬暗殺の黒幕=薩摩説が有力なのも頷けました。
それにしても磯田先生はやはり上手いこと言います。
容堂公は、
学者風で 織田信長で 飲んだくれ
容堂公への印象が変わりました。
多面的に「竜馬がゆく」を読んで行けそうです。