13巻に続いて松本からの帰りに読み始め、「太平記」最終回の日に読み終えました。

 

 

朝鮮出兵に突き進む秀吉と何とかそれを止めようとする周囲。

 

そんな中、頼りの弟秀長の死。

その様は詳しく描かれてませんが、その後の秀吉へのインパクトの大きさが印象的です。

 

前にも書きましたが、私の秀長イメージは高嶋政伸さん!

直義イメージを持ったまま「秀吉」の方も見直したいですにひひ

(石田三成=真田広之さんとの絡みのシーンで泣いてしまうな)

 

この巻の描写でハッとしたのが、秀吉の制止に腐心する寧々の心の動き。

 

刺すか毒害かのほかない

 

「麒麟がくる」の名シーンから遡ること60年。山岡荘八のセンスに脱帽でした。

 

因みに、この作中でも聡い寧々さんのイメージは、やはり「秀吉」の沢口靖子さんです照れ

やっぱり近い内に「秀吉」見ないといけませんねにひひ

 

もう一つそのセンスに参ったのが、この段階での天海の登場ビックリマーク

 

老怪僧に家康の神格化と、胡散臭いイメージしかありませんでしたが、何と爽やか!神格化も、『神か仏か』の問答を聞くと納得。深いです。

 

こんな天海なら2年後長谷川博己さんが演じても可笑しくない、かなにひひ