邪馬台国論争≒この国の始まりはどうだったのか、
という意味で、年始に相応しい番組でした
番組冒頭であった『現時点ではどこにあったかは特定できない』に尽きてしまうのでしょうが、私にとってはいくつも面白い気付きが得られたので、忘備として記しておきます。
・そもそも邪馬台国が当時の日本の最大勢力とは限らない。
→九州説の論拠
・魏志倭人伝の位置の記述が南の海上になるのは、中国の都合からは妥当なこと。
→何の論拠にもならない
・中華から遠い国は男尊女卑思想から、女性が多いと記述している。
→卑弥呼=女王もその流れだと否定されるのかも??
・”伊都国東遷説”なるものがあり、どうやら有力そう。
→九州説、近畿説の折衷とも言え、一番丸く収まるのか?
更には、明治維新になぞらえられるという指摘に痺れました。
薩長連合のように、筑紫-吉備・出雲連合!九州+中国地方という組み合わせ
関ケ原で何度も天下分け目の戦いがあったり、東征軍が会津で合流したり、歴史は繰り返す・・・
番組で語られなかった、様々な関係・関連
・漢委奴国王金印の奴国
・天孫降臨や神武東遷等々の神話
・ヤマタイ―ヤマトの音(今変換予測で気が付いたのが、ヤマタノオロチのヤマタも近い。これは偶然か)
も益々気になりますし。
歴史ロマンです
最後に三国志研究の先生が良い事言ってました。
『宮内庁管理の天皇・皇族陵が発掘できるように先生方が働きかけなさい』
そう、答えはそこにあることが分かっているのです。
少しずつは始まっているようなので、今後楽しみな所です。
そして、今晩は「英雄たちの選択」で古代史スペシャル、その裏で「最強のお城スペシャル」、日曜につき「太平記」と「麒麟がくる」もあるし。
更には、「マツコの知らない世界」に「天気の子」が同じ時間帯に!嬉しい悲鳴(笑)