読み始めて2行目で、忘れかけていた艶やかで心地良いリズムを思い出しました。

1年半振りの村山由佳作品でした。

 

 

ストーリーは、苦手なバイオレンスの要素が強く、心地良い文章とは裏腹になかなか読み進まなかったですが、、、

 

相手を思いやるが故の”嘘”。ただ、その状態が必ずしも思いやる相手が望んでいる訳ではなく、、、

 

端役と思っていた人物がぐっと核心に関わる。しかも読者が望ましく思う方向で、、、

 

後半は止まらなくなり、最後はいい気分に音譜

さすがです。