貴金属地金の値上がりが激しいです。過去にはプレミアム付きで売られていたコインの多くが地金買取価格に追いつかれてしまっています。

 

大手貴金属商の今日の買取値段は純金で27,794円/g、純銀で579円/gです。金属を混ぜているコインがそのままの値段で比較して良いかというと、当てはまらないと思いますが参考にはなると思います。

 

下の表です。地金値段が過去の販売価格の9割を超えてしまった種類を赤色フォントにしています。ピックアップした45種の内2/3が地金価格になってしまいました。デフレも有ってコインの値段は30年くらいほとんど変わりませんでした。財務省金貨放出後は一部の金貨で値崩れがありました。

 

先日「第49回 世界貨幣祭り」へ行きました。昭和の100円銀貨の売価は1700円/枚、1964年の東京五輪記念1000円銀貨は10000円超でした。元文小判金は30万円!安い時期の値段を知っていると、もう買えるコインは無いです。

長く低金利政策が続き、お金が世の中へばら撒かれていて、2%のインフレを目指すという政策が続きました。物価が上がりだしたと思ったら急激な値上がりで、給料の手取りが増えないままだから、年率2%のインフレがとても堪えますね。

 

もう2~3年この状態でしょうか。インフレは現行のお金の価値が下がっているということなので、コインが値上がりしているある部分はインフレによるものでしょう。そう考える値上がりも仕方なしと思えるところがあります。しかし貴金属値上がりは日本の事情だけではなさそうです。

 

多くの人の家で眠っている昭和の100円銀貨、貴金属の記念貨幣は今、お宝に変わっていますよ。引き出し。箪笥の中を探してみてはいかがでしょう。😄

 

先日の催事でのことでした。会場外の休憩場所で中国語が聞こえてきました。あれ?中国は日本へ渡航を自粛と言っていたのにきているのか?と思ったら台湾の人でした。会場内で安い銀貨を探してたくさん買っていたようです。仲間内で成果の報告をしているところへ人が近寄って行きました。「100円銀貨あるよ。いくらなら買う?」「どれだけあるか?」「8000枚」「1300円までならOK」等商談をしていました。100円銀貨人気なんですね。8000枚もまとまるなんて、売りに出されているものも多いかな?

 

コイン商同士もお互いに在庫の融通をし合うようで、享保小判が品薄とか…会場での売価は55~60万円でした。数年前までは35~45万円でした。今地金で40万円弱、享保小判はさすがに地金では売れないようで、歴史的なプレミアムが乗るようです。

 

一分銀は5000円/枚!10年前は入札誌等では1500円/枚~落札できました。銀は100円/g程度だったかな?時代は変わりました。

 

赤色フォントになった種類のコイン達、今後は地金の時価で売価が上下しそうです。…となると、

売価=地金値段+売価×0.2(コイン屋さんの儲け)+歴史的プレミアム売価×0.2

売価=地金値段×1.4倍くらいか?

 

一分銀では

銀が8.5g×500×1.4≒6000

小型50銭では

銀が3.56g×500×1.4≒2500円

新十円金貨

金が7.5g×25000×1.4≒262000円

元文一分判

金が2.11g×25000×1.4≒74000

享保小判金

金が15.31g×25000×1.4≒53.5万円

…まぁそんなもんですかね。

 

貴金属の上昇で大化けした種類は何だろう?

明治二分判、元文一分判、天保二朱判、昭和の100円銀貨、旭日50銭銀貨、小型50銭銀貨といったところでしょうか。

 

…等々、一覧表を作っていて思うのでありました。🤣

コインコレクターのホームページ Part2

「大重厚な奴らコレクション」のコイン写真入れ替えと追加を行いました。

「大重厚な奴ら」とは、大きくて、重たくて、分厚いコインのことです。

概ね、直径35㎜以上、重さ30g以上、厚さ3㎜以上を指します。

 

1枚目

日本コインで、秋田・鍔銭の長尾です。

入れ替えた理由は、50g超の鍔銭が入手できたから。

長径:53.3㎜、短径:48.7㎜
重さ:50.4g
​厚さ:3.3㎜

鍔銭は50gに迫るものはありますが、50gを超えるものは少なめです。50gを超えるものがあるなら、大きくて、重たくて、分厚いコインを集める者として、50gの大台を超えたものを持ちたいです。

 

よく見る短尾は、長尾、中尾より作りが粗い感じがします。持つなら長尾、中尾ですが安価な長尾となります。短尾の鳳凰は少し簡略化されているところも私にはイマイチなところです。

 

これ↓↓↓短尾

短尾は穿内、輪外縁とも垂直に仕上げられています。対して、長尾は穿内はテーパーを付けて仕上げられています。このものは外側にもテーパーが付けられています。側面から写している写真を見るとよく分かります。こんなところに作りの丁寧さを感じます。

 

差し替える前の鍔銭がこちら↓↓↓

 

 

2枚目

ポルトガルの銅貨で、40レイスです。

直径:35.7㎜

重さ:34.97g

​厚さ:4.2㎜

既に、1枚UPしていますが、デザインが異なるので入手しました。リムが立てられていなくて、デザインがすり減ってしまい、状態としてはF~VGと悪いです。状態が…あそこが…ここが…なんて言っていると次の入手機会が無くなってしまうのがコインです。「あッ!」と思ったらとりあえず入手することがコレクションを進めるコツだと思っています。

 

先にUPしてる1832年銘は直径:35㎜、重さ:33.5g、​厚さ:4.1㎜で、今回のものより若干小さく、軽いです。誤差の内かな…?

 

この銅貨には直径が同じで、厚さが異なる10レイス、20レイスもあります。10レイスの4倍厚となる40レイスが、4倍厚ピエフォーのようで好きです。

 

今回は以上2枚です。

以前書いたものは、ワンダーループの給電部を作り、L部分を取り替えて色々な周波数へ対応できるものでした。

今回は、中波受信用に作っていたフラフープに仕込んだMLAをワンダーループへ改造します。
改造前が下です。
内側にあるピックアップ用のループが消えてスッキリするはずです。
 
下が回路図。

下リンクの効率計算から、L部分は太い方が効率が上がると分かります。

Small Transmitting Loop Antenna Calculator

ローカル局からエアコンの配管に使う銅パイプをいただきました。外径6.3㎜です。フラフープの内径は12㎜なのできれいに収まりそうです。

回路どおりに組むと給電部はこんな感じで収まりました。

バリコンを2つにしている理由

中波用ラジオ用ポリバリコン、多分、容量340pf。羽が全部抜け切っても数十pfは容量がある感じで、SWRの落とせる最高周波数が24.63MHzで止まってしまいました。ループ長は2.8mあるので、30MHzくらいまでは使えるはずです。

上の計算サイトでは、ループは目的周波数の1/4λ~1/8λが望ましいとしています。別のMLAのサイトではループは使用最高周波数の1/3λ以下と書いているところもありました。望ましいと実際に使えるは別ですから、1/3λと考えると2.8mのループでは33Mhzくらいまで使えそうです。

中波用ポリバリコンでは24.63MHzで止まってしまうので、24.89MHzから始まる12mbで使えません。FM放送用ポリバリコン27pfへ切り替えて24MHz帯、28MHz帯へ対応させます。

 

固定値コンデンサーを追加する理由

7MHzより低い周波数では、更に効率は落ちて送信では使い物にならないと思いますが、3.5MHzを受信だけでも楽しむため、HF帯全体の受信も楽しめるようにするため、中波用バリコンの容量と同じくらいの固定値コンデンーを追加できるようにしています。一つは300pf、もう一つは600pfです。中波用バリコンの羽が入りきった値を1つ追加、2つ追加の状態が作れます。

 

固定コンデンサ―の直径が大きなものを使っている理由

上の計算サイト7MHz、5W、周長2.8m、Lの外径6.3㎜として計算すると

効率3%、コンデンサーにかかる電圧274V、回路に流れる電流が4.98Aと出ます。

電圧、電流とも大きな値です。大きな電流を流すには大きな面積が必要です。よって直径の大きなコンデンサ―を用います。給電部の中の配線もできるだけ太い線を使います。1㎜錫メッキ線、1.25sq被覆線等。元々マイナス利得のアンテナです。少しでも効率を落としたくないです。

 

…ということで、でき上りを屋内で吊してみました。

ピックアップ用のループが無くなってスッキリしました。

 

屋外へ持ち出してPOTAのACTで使いました。JP-1460です。

10MHzで1QSO、7MHzで10QSO。ACT成功までに要した時間は20分でした。1/4λ短縮バーチカルやEFHWを使うと8~10分で10QSOに達しますから、計算値どおりの実力でしょう。しっかり使えます。

 

私はアパマンなので、自宅ベランダ内に設置して使ってみました。軒下に吊るしています。

7MHz帯~28MHz帯の7バンド全部でQSO成立、9QSOできました。まだDXはできていませんが沖縄には飛んでいます。自宅ではいつもLWを使っています。たった88cmのループ1つでこれだけ遊べるなら、もうLW設置を止めてワンダーループにしても良いかと思いました。

 

何といてもQSYが楽です。バリコンをチョイチョイと回して、ノイズが多くなるところで止めれば、それでSWRが落ちていて送信可能です。

 

このワンダーループ・アンテナの重量は560g、銅パイプを使ったため少し重さがあります。フラフープを使っているため形を変えることはできません。しかし持ち運んで展開する必要が無く、どこかに吊るせば即QRV可能なところは利点です。移動でも固定でも使えます。とても便利なアンテナです。

 

ここから下はフラフープ/ワンダーループ・アンテナの帯域幅、SWR特性を書きます。

どこの周波数でもSWRはピタリ1.0になることは無いです。概ね1.1~1.2が最低です。

 

SWRが1.5以下となる周波数は3.21MHz~31.24MHz。

VC1で可変できる周波数は、5.66MHz~24.63MHz

VC1+300pfで、4.00MHz~5.47MHz

VC1+600pfで、3.21MHz3.82MHz

VC2では、18.02MHz~31.24MHz

 

SWRが1.5以下となる帯域幅

3.5MHz帯 最低SWR1.4、SWR1.5以下幅は10KHz

7MHz帯 最低SWR1.2、SWR1.5以下幅は30KHz

10MHz帯 最低SWR1.1、SWR1.5以下幅は65KHz

14MHz帯 最低SWR1.2、SWR1.5以下幅は105KHz

18MHz帯 最低SWR1.2、SWR1.5以下幅は145KHz

21MHz帯 最低SWR1.2、SWR1.5以下幅は180KHz

24MHz帯 最低SWR1.2、SWR1.5以下幅は240KHz

28MHz帯 最低SWR1.2、SWR1.5以下幅は320KHz

 

3.5MHz帯を除くとある程度広い帯域でSWR1.5以下となるため、一度合わせればバンドチェンジするまでバリコンの調整は不要です。

 

たった88cmのフラフープ1本でHF帯全部楽しめるアンテナって凄いですよね。😍

便利ですよね。😊

ワンダーループ・アンテナ作りましょう。

イレクターパイプを組み合わせて、徒歩移動用アンテナベースを作ってみた。

 

POTAのActをしていると駐車場がない公園が出てきます。公園によっては公園内の樹木へロープをかけたり、縛ったり、地面へペグを刺す行為が禁止されています。また地面がコンクリート、アスファルトで覆われていることもあります。色々な状況に対応できる運用方法を持ちたいというところが狙いです。

 

材料費は約1300円。

30cmのイレクターパイプ5本、末口25mm、5.4m長の釣竿を保持したいので、水道用継ぎ手ソケットVP20-25が1つ、イレクターパイプを十字に保持するJ-15Aというソケットが1つです。

 

VP20側へイレクターパイプを差したいです。イレクターパイプ外形は27.6mm、継ぎ手ソケットVP20側内径は26.1mmです。そのままでははまらないので、イレクターパイプの樹脂で覆われている部分を長さ38mm剥がすと継ぎ手ソケットへピタリ嵌りました。接着剤で固定です。これらの重さは966gでした。

 

組み立てるとこんな感じ。↓↓↓

 

VP25を差して、釣竿を立てるとこんな感じです。↓↓↓

良さげです。

 

今まで2つ上の写真で右側に映る、単管パイプのエンドベースを使っていました。

こんな感じ。↓↓↓

 

エンドベースだけでは釣り竿は自立できなので、ベースを地面へペグで固定して、釣竿を保持するため、雨どいたてパイプをたしていました。これらの重さは1109g。143gの装備軽量化もできました。

 

今日は雨天、今度晴天になったらイレクターパイプで作ったアンテナベースの使い心地を試してみます。強めの風が吹くとどうなるか…

自宅のLWは全長13.5m、10.1MHz帯と21MHz帯のチューニングが合わせ難く、飛びも今一。考えてみれば、13.5mは大体10MHzの1/2λ、21MHzは1λになります。…そうか!EFHWだ!!と思い付き、移動で使っているEFHW給電部付けると、10MHz付近と22MHz付近で、SWR2となっているところが確認できました。13.5mワイヤー➡EFHW給電部➡アンテナチューナーと接続して、10.1MHz帯、21MHz帯を運用すると調子良く、飛びも聞こえも満足です。

 

移動用給電部を自宅で使っていると、移動運用へ出かけた時に持ち出し忘れてしまいまそうなので、自宅用にEFHW給電部を作りました。

・22回巻3回目タップ

・線径1Φ

・50Ω側Cは150pf直列で75pf

…としました。

 

1Φの線は太いため、他の製作記事で行われている、巻初めからタップを取るまでの線をよじって巻く行為は止めました。タップとなる3巻目を過ぎたところで、銅線の絶縁被覆をヤスリで剥がして、別の線を半田付けしています。SWR特性は下のとおり。

 

ウン!?と気付きました。0.6Φで巻いている移動用EFHW給電部より全体的に低SWRです。特に7MHz!0.6Φは1.5~1.55なのに、1.35です。太い線に変えてSWRが下がるなら…と、移動用EFHW給電部も1Φの線で、2個とも巻き直しました。

0.6Φ時と1Φ時のSWR特性を比較しました。

↓↓↓

コア型番、材質、巻き方も同じなのに特性が僅かに違っています。でもグラフ波形の特徴は同じです。

 

0.6Φで巻いている時は、50Ω側に68pfのコンデンサーを入れています。これの影響だと思われるのが、24.9MHzで一旦上がったSWRが28MHzで落ち、また30MHzで上がっています。ちょっと不自然な波形ですよね。

 

1Φで巻き直して50Ω側Cを75pfとしたら、全帯域で0.6Φ巻の時よりSWRは低下して、28MHz付近の不自然さが無くなりました。7MHzでSWR1.5を下回っているところがうれしいです。

 

暖かい日を見つけて、実際にワイヤーをつないでSWR特性を確かめたいです。

 

EFHW全体の製作についてはこちら

↓↓↓

 

 

以前、中波受信用で磁界ループアンテナを作りました。マイナス利得ながらノイズに強くきれいに受信できるアンテナで、今でも重宝しています。

 

しかしループの中に入るスモールループをどうやって保持するかが課題でした。

 

ネットを見ていたら、スモールループの代わりにトロイダルコアでループと結合しているWonder Loop アンテナを見つけ、試してみようと思いました。参考にしたページはこちら↓↓↓

http://www.ikegami-net.com/TAKAO/HAM/wonderloop/index.html

 

上記ページは14~30MHzをカバーしたくて、結果的に10MHzもOKだったというモノでした。POTAを楽しんでいるので、国内を狙うには7MHzは外せません。よって私の場合は下記のようにしました。

 

バリコンはジャンク品、多分ラジオ用だと思われます。製作完了後、固定コンデンサと組わせて、容量を確かめたところ600pf程度と分かりました。

 

バリコンの羽が抜けきったところが22MHzで、SWR最低となるよう1ターンのループ長を決めました。2.8mでした。線だけで自立できる限界が3Φのアルミ線で、直径1mくらいまでのループかな?

 

屋内で設置して試したところ↓↓↓

中身はどうなっているかというと↓↓↓です。

羽を全部一緒に回して600pfをコントロールするのは難しそうなので、羽を4つのブロックに分けました。高い周波数用に右側1つだけのブロック、ちょい足し用で右から2つ目だけのブロック、もう少しプラス用で右から3~4個目のブロック、残り3つのブロックです。トグルスイッチで加減します。さらに、欲張りな私は受信だけでも…ということでコンデンサを+600pf、+1200pfが追加できるようにしました。

 

外観はこんな感じです。↓↓↓

 

最初に上げたページの中にワンダーループの効率を計算するURLがありました。

Small Transmitting Loop Antenna Calculator

ここを使って、私が作ったワンダーループの効率を計算してみました。

ループの線径は3㎜、出力5W。7MHzの効率はしたのとおりです。

効率2%と出ました。5W突っ込んでも0.1Wだけアンテナから出ていくということです。5m長の1/4λ短縮バーチカルと受信を比べると明らかにSメーターは振らないです。聞いた感じ10dB以上落ちる気がしますが、20dB近く落ちる感じではないです。

 

SWRの帯域幅1.5以下を7MHzで測定したところ35KHzでした。計算値のコンデンサが618pf…

だいぶ違います。バリコンの羽は200~300pfくらいです。

 

この計算で推奨されているループの周長は、使おうとしている周波数の1/8λ~1/4λが望ましいとしています。2.8mは1/15λなので短過ぎです。

 

計算値と実測値が大きく異なっているので、信用はできませんがかなり効率が悪いことは間違いなしです。

 

他の計算値を見てみます。コンデンサにかかる電圧と流れる電流です。

電圧が126V、電流が3.46Aとなっています。

コンデンサに高い電圧が掛りそうだと思っていましたが、電流も結構流れます。

 

受信帯域を広げるため、コンデンサをトグルスイッチで追加できます。初めは左側の耐圧500Vのセラミックコンデンサを使いました。

このコンデンサを並列接続して600pfとしました。L成分となるループ部分が2.8mと短いため、周波数が低くなるとSWRが落ちにくくなります。1.8MHzを聞こうとするとSWRは3程度までしか落ちません。先の計算で大きな電流が流れるので、コンデンサの径が小さ過ぎると思い、右側の大径タイプに換えたところ、SWRは2.5程度まで落ちました。送信するわけではないですが、もう少し何とかしたいです。高周波特性が良いのはマイカコンデンサをボントン見つけました。2200pf100v耐圧、110円/個でした。これを2個直列で1100pf200v、4個直列で550pf400vです。セラミックコンデンサと置き換えました。

あずき色に見える物がディップドマイカコンデンサです。交換後、1.8MHzのSWRは2.3まで下がりました。受信だけなのでSWRが3以下となっていればOKでしょう。じゃ!はじめの状態で良いじゃないか!となりますが、電流がたくさん流れるところに、電流がたくさん流せる部品使った方が、抵抗も少なくなり気分良いですよね。実際にSWR下がったし…

 

でき上がった状態で屋外に持ち出し実際に使ってみました。

JP-1460からの運用。運用開始が16:15と遅く、直ぐに暗くなり始めました。ACT成功のため5m長バーチカルも立てて保険をかけていました。とりあえず10QSOは達成しました。ワンダーループの実績は6QSO。7で5QSO、10で1QSOでした。コールいただいた局長さん、ピックアップいただいた局長さんありがとうございました。

 

7MHzは計算値でも出ているとおり、効率は悪そうで苦戦しました。少し効率が良くなる10ではいけるかも…という感触を得ています。次回のACTはワンダーループだけでチャレンジです。

 

ワンダーループの良いところ。

・無線機、ケーブル、ワンダーループだけで移動運用ができる

・設置が簡単、運用場所を選ばない

・アース不要

・省スペース

・受信信号のS/Nが良い

・意外と広帯域、7MHz帯ではSWR1.5以下が35KHz

・ループを変えば、中波でも使える。

・バリコンを回すだけでクイックQSYが可能

 

・意外と広帯域について

周長2.8mのループで、バリコンのトグルスイッチを全部OFFにすると

26.87MHzでSWR1.4でした。

周長2.8mでは、ここがこのワンダーループの最高周波数と思われます。

 

バリコンの羽が全部抜けた状態で、高い周波数用のブロックのスイッチをONすると

22.6MHzでSWR1.3でした。

少し羽を入れると

21MHz帯に合います。

21MHz帯では、最低SWR1.2、SWR1.5以下の幅は260KHz、計算上の効率は43%

18.1MHz帯では、最低SWR1.2、SWR1.5以下の幅は190KHz、計算上の効率は30%

14MHz帯では、最低SWR1.3、SWR1.5以下の幅は80KHz、計算上の効率は15%

10.1MHz帯では、最低SWR1.3、SWR1.5以下の幅は50KHz、計算上の効率は5%

7MHz帯では、最低SWR1.2、SWR1.5以下の幅は35KHz、計算上の効率は2%

 

羽をマックスに入れると3.4MHzまで下げられます。この時のSWRは1.2

この状態で550pfを追加すると、2.53MHzでSWR1.6

更に1100pf追加で1.835MHzで、SWR2.3

…となりました。

周長2.8mのループではL成分が足らなくて、SWRが落ち切らないようです。実際は効率もかなり悪く、受信でも使えるかどうかでしょう。

 

・ループを変えれば、中波でも使えるについて

自宅では1.8,1.9,3.5MHz帯は23m長のロングワイヤーを使っています。アパマンで長さを稼ぐため、ベランダの左右を目一杯使い、ループ状に配線しています。これをループ結線にして、ワンダーループとして使います。

3.5MHz帯では、最低SWR1.1、SWR1.5以下の幅は90KHz、計算上の効率は21%

1.8MHz帯では、最低SWR1.3、SWR1.5以下の幅は20KHz、計算上の効率は2%

…でした。

計算上の効率はかなり悪いです。実際の使用感は3.5MHz帯では、ロングワイヤーと遜色ない感じで使えました。1.8MHzではロングワイヤーより劣るが、飛ばないと感じるほどではなかったです。受信はロングワイヤーに比べ、ノイズがとても少なく快適でした。

 

では中波の受信。

810KHzAFN東京を聞きました。1λ=370m。

波長に対して23m長はあまりに短いためSWRは下がりきらず2.5です。効率はかなり悪いと思われます。私のところは愛知県西部、送信所から270Kmくらい離れています。

フルスケール1つ手前までSメーターが振ってきます。地元局並みです。

 

ループをリンク先と同じ直径64cmにすれば28MHzでも使えます。ワンダーループとはループの大きさ次第で中波~HFにわたる超高帯域で使える、小型ながら凄いアンテナと言えると思います。

 

・バリコンを回すだけでクイックQSYが可能について

アンテナアナライザーを使って合わせるのも良いですが…

まず無線機をバンドチェンジします。

続いて、バリコンを回して、受信音が大きくなるところを探し、

無線機を送信しながらSWR表示で最低点を探して完了です。

 

SWR1.5以下の幅が意外と広いので、雑音がよく受信できるとSWRはだいたい落ちています。リグのSWR表示で微調整するといった感じです。

 

以上、ワンダーループアンテナ(Wander Loop Antenna )の紹介でした。

 

お手軽QRVにもってこいです。是非、使ってみてください。

 

フラフープへワンダーループを組み込んでみました。

 

しばらく前のオークションで落札したコインがこれ。

コインコレクターのホームページにも掲載中。

US Draped Bust $ | コインコレクターのホームページ実在した女性をモデルとして描かれた自由の女神像、アメリカ国章が大きく描かれた面、どちらも良いデザインで好き。表裏面に額面が入っていない。側面に「ONE DOLLAR UNIT HUNDRED CENTS」と入っている。重さと質が重要だったか? ​女神の顎の先に修正があります。分かりますか?そこに決定的な何かが有ったか?7Φ程度の穴をあけて、同種で別コインの…リンクqcoin5.wixsite.com

PCGSのスラブ入りでした。欲しいコインについて応札する前に調査が当たり前ですけど、欲しい気持ちばかりが先行した結果、今頃になってスラブに書かれている赤色枠部分が気になり調べてみました。オークション参加時は、数字が付いているので悪い意味ではないだろうと思い応札していました。

手がかりはなく、AIに頼ってみました。

「USA silver dollar 1798 B-28 BB-118 Miller」とベタ打ちです。

AI、さすがです。

「Miller: おそらく、この特定の品種の著名な研究者や収集家の名前、あるいは関連する分類システムの通称。」と答えてきました。そう、いままで見てきたスラブの赤枠部分にくる文言は「○○○ Collection」だったりしました。Millerさんのコレクションか…と。

 

ネット検索で「USA silver dollar 1798 B-28 BB-118 Miller」を検索したら…

https://www.pcgs.com/coinfacts/coin/1798-1-bb-118/40035/53

このコイン、ズバリがヒットして驚きました。

ヘリテージで2016年8月10~14日に行われたLot5059で、$5170で落札と情報も得られました。

 

Lotの商品説明は下記。

https://coins.ha.com/itm/a/1238-5059.s

この中で気になる文言が…

Bowers Die State 」(バワーズ・ダイ・ステート)

AIの説明によると次のようでありました。著名な貨幣学者(ニューミズマティスト)であるQ. David Bowers(Q・デイヴィッド・バワーズ)氏が、特定の刻印(ダイ)の摩耗や変化の進行度合いを分類・体系化するために考案した概念です。

 

なるほど…日本でいうと円銀の刻印発生別に分類してるところに似ているなと。

 

それで、BB-○○という番号は、先に有った、B-○○という番号を元にさらに細かく補完されたもののようです。

NGCサイトにB番号、BB番号の写真が出ています。

 

もう一つ

Bowers Plate Coin (バワーズ・プレート・コイン)

AIの説明によると次のようでありました。Q. David Bowers氏(または他の著名な貨幣学者や研究者)が出版した専門書や研究書の中で、その特定の「ダイ・バラエティ」(刻印の種類)や「ダイ・ステート」(刻印の状態)を示すための「見本」として、写真付きで掲載(プレート化)されたコインのことを指します。

 

ほ~~~👀

このコインは分類カタログに見本として載った現品なのか~~と。

 

で、Millerさんは?何者?

どうもこれのようです。

https://www.pcgs.com/setregistry/everyman-collections/everyman-dollars/everyman-early-dollars-1794-1803/alltimeset/113704

 

Millerさんのコレクションアルバム

https://www.pcgs.com/setregistry/wdperki/imagegallery/9561

 

「US Silver Dollar Miller Collection」で検索して出てきたところがここでした。

もう少し詳しく書かれているサイトがここ。

Googleに翻訳させてみました。

W. David Perkins と Andy Lustig がミラーの初期米国銀貨コレクションを購入
W. David Perkins と Andy Lustig は、膨大なミラーの初期米国銀貨コレクションを購入し、販売を開始することをお知らせします。コインは、2015 年 11 月 4 日水曜日から土曜日まで開催される Whitman Baltimore Show のテーブル 818 で閲覧および販売されます (テーブルは W. David Perkins、貨幣収集家としてリストされています)。
 

背景とコレクション
30 年以上にわたって初期米国銀貨 1794 ~ 1803 を収集し、Bolender (B) と Bowers Borckardt (BB) のすべての番号とのダイ マリッジにより、ビジネス ストライクの初期ドルのセットを完成させる最初で唯一の人物になることを想像してみてください。ウォーレン・ミラーは約10年前にこの偉業を成し遂げ、2005年にダイ・マリッジによってセットを完成させました。2005年から現在に至るまで、厳選されたコインのアップグレードとダイ・ステートの追加が行われました。ミラーは、初期のダブルストライクやトリプルストライクを含む、エラー箇所の修正も行いました。現在、コレクションは合計160枚を超える初期のドルで構成されています。このコレクションは、1983年に地元のコインショップで3つの異なる年銘のドレープ・バスト・ヘラルド・イーグル・ドルを購入したことから始まりました。次にショップを訪れた際、ミラーは1794年から1803年の初期ドルに関するボレンダーの書籍を手渡され、「あとは歴史が語るとおりです!」。その後22年間かけて、ミラーは既知の118枚のダイ・マリッジをすべて収集しました。パーキンスは、フランク・M・スターリングの孫からユニークな1795年B-19、BB-19フローイングヘア・シルバードルを購入し、ミラーに売却しました。これにより、ミラーは2005年にダイ・バラエティ・セットを完成させることができました。昨年、新たに2つのダイ・マリッジが発見され、既知のビジネスストライク・ダイ・マリッジの総数は120となりました。

すべてのコインはPCGSによってグレーディングされており、セット全体の平均グレードは「ほぼ未流通(AU)」で、標本はグッド(G4又はG8クラス)(ダブルストライク・フローイングヘア・ドル)からMS63までの範囲です。コインの大部分はXF-AUグレードで、ユニークなダイ・マリッジ、最も良好な状態の国勢調査標本、プレートコイン、後期ダイ・ステートなど、多くのコインが含まれています。これらのコインの多くは、かつてアトウォーター、エリアスバーグ、スティックニー、エイモン・カーター、ボレンダー、オストハイマー、フランク・スターリング、KPオースティン、WGバルデンホファー、スパイズ、ライバー、ジェームズ・マシューズといった過去の偉大なコレクションに所蔵されていました。PCGSの写真は、コレクション内のごく一部を除きすべて入手可能です。ミラー・

コレクションは、長年にわたりJRCS国勢調査で第1位のコレクションとしてリストされています。ミラー・コレクションの「年銘と主要タイプ」部分は、2014年と2015年のPCGSレジストリにおける初期ドルの最高コレクションであり、リストに掲載されたのはわずか2年でした。初期のドル硬貨、主要硬貨の種類と銀貨、流通打刻(1794~1803年)をご覧いただくか、以下のリンクをクリックしてください: http://www.pcgs.com/setregistry/composite.aspx

 

何と!Millerさんのコレクションとは、とんでもない程素晴らしいアメリカ初期コインの大コレクションだったと分かりました。

 

さらに、即売時の映像までYou TubeにUPされています。

この映像の中に同じものが写っていないかと探しました。隣の番号はありましたが、そのものズバリは出てきませんでした。映っていたPCGSのS/Nはどれも近かったので、間違いなくこの時即売されていた中の一枚だろうと分かります。

 

このコイン、分類カタログに載っている現品ぽいので、Miller さんのコレクションに入る前から著名な誰かのコレクションに入っていた。1983年~2005年のいつかにMillerさんのコレクションになった。Millerさんは約10年コレクションを楽しんだ後、2015年にアメリカのコイン業者がコレクションを買い取って即売を開始した。

 

このコインがこの即売会場で売れたかどうか不明ながら、2016年8月のヘリテージオークションに登場しています。即売会で売れなかったコインを出品したかな?そこで誰かに落札されて、先日私の手元へやってきたことになります。

 

Millerさんのコレクションは刻印の出た順、劣化段階順に分類されたすべてのタイプを集めたとされています。このコインは劣化段階順ではかなり劣化した状態の刻印で打たれた感じです。ひび割れ有り、鷲紋側の打刻は浅いです。しかし当時の輝きを残し、摩耗は少なく、トーンが良いです。このタイプのPOPでは№1です。

 

刻印初期の鮮明な打刻が一番人気が有りそうです。いくら状態が良くても、くたびれた刻印による打刻は人気イマイチで、即売会では売れなかった?ヘリテージでも価格は伸びなかった?と考えたりしました。しかし過去から有名な大コレクションに収まって、分類カタログの現品とされるコインが、知らなかったとはいえこうして手元にやってきて、毎日鑑賞できることは幸せです。感謝したいです。

一部のPOTA移動運用をする人たちの間で、ファンタ・グレープのミニボトルを使った7MHz帯用バーチカルが話題になっています。ファンタボトルを使うアンテナの愛称としてファンテナ。

 

オリジナルはこちら↓↓↓

 

全長5.5m、23回巻コイルを挟んで上が1.55m、下が3.95m。ワイヤー全長は10.7m。

5.4mグラスファイバー製釣り竿へ添わせて、車ボディーアースで使う想定です。

 

2025年10月12日、ベランダから斜め設置について追加↓↓↓

 

私の手元にはファンタはないけど、キシリトールガムの空きボトルが有りました。直径はファンタと同じ65㎜。…ということは、これにコイルを巻いて同じ加工をすればファンテナができます。

ファンタボトルを使う利点は、ボトルの真ん中が少し窪み、窪みの間に丁度23回の巻き線が入り、コイルが巻きやすく固定しやすいところ。ガムボトルは窪みが無いためコイル全面に接着剤を塗布して、面でコイルを固定しました。

ガムボトルを使用する利点は…ワイヤーを蓋つきボトルにスッキリ収納できるところ。

 

私は車のボディーアースも使いますが、徒歩移動で地面設置もします。5.4m釣竿の先端はかなり細いため、先端から全部使うと何時か先端を折ってしまいそうなので、竿が少し太くなったところにワイヤーの先端を留めるよう少し短くしました。

私の寸法は23回巻コイルを挟んで、上が1.54m、下が3.59mで、5.13mです。

オリジナルより37cmも短いが、コイルはそのままです。

なぜこんなことができるか?コイルより下のワイヤーは縮めてもSWR最低周波数の動きが小さく、コイルより上のワイヤーの調整で追いつけます。

 

SWRの最低点は7.010~7.020辺り。1.5以下の帯域は80KHzもあります。広帯域です。

地面へ設置する時は、5mのカウンターポイズ10本を使います。

 

JP-1460からCWで運用を行い、実力を試しました。

RigはFT-817ND 出力は5W。

Act成功の10QSOまで所要、僅か!8分。

35分運用で21QSOでした。

6、8エリアを除く広範囲とQSOできました。

 

よく飛んでいます。

 

2025年10月12日追加は以下

移動運用でよく飛び、聞こえるので、アパマンの自宅にも設置してみました。普段は釣竿2本で吊り上げた13m長のLWから出ています。いつもはLWを引っ掛ける5.4m釣竿1本にファンテナを取り付け、LWで使っているアースを接続しました。

 

どんなアースかと言いますと、ベランダの外周内側に沿って0.3sqの線が3周、約40m巡らせてあります。

 

設置はクーラーの室外機を吊る金物に沿わせて斜めにベランダから突き出す感じです。

SWRは地面設置の時と同じく1.1程度まで落ちました。New Parkもハント出来て飛びも聞こえもLWとそんなに変わらない感じです。

 

我が家はアンテナが常設できないため無線をやる時だけ釣り竿2本でLWを設置します。ハントでは1.8~50MHz帯までLWで追いかけます。ファンテナになると7MHzのみとなってしまうところが玉に瑕です。しかしファンテナなら釣り竿1本で済みます。設置/撤収が楽なので短時間だけという時は使えますね。

ここまで

 

このアンテナの良いところ。

・車から、地面から、ベランダから、斜め設置もOK。

・上記のとおりよく飛んで聞こえる。

・広帯域である。

・軽い!142g。

・ワイヤーを収納できるので持ち歩き容易。

・ワイヤー1本で、継ぎ目が無いためトラブルのリスクが少ない。

・簡単に作れる。

・安価で作れる。コイルボビンとなる菓子類100~500円。AWG18番程度の被覆銅線10.7m、1000~1500円程度。給電部のコネクター100~500円。全部で2000円前後。

 

こんなに良いところが多いアンテナ、作って使ってみてください。是非!

 

 

このアンテナは、1/4λで動作しています。VCH(“VerticalCoil-Half wave antenna”)とは異なります。

 

VCHアンテナのCQ誌での説明は下記

VCHアンテナは、全体として1/2波長として動作しますが,1/2波長の 中央から離れたところで給電(Off-Centered Feeding) して,コイル直下に電流腹を引き上げます.したがっ て,電流腹点で給電する1/4波長ミドル・コイル短縮 バーチカル・アンテナとは動作が異なります(7 MHz の場合)

電線1本で作るファンテナ↓↓↓は調子良く、簡単で安価。

…というところから、10MHz帯用、3.5MHz帯用を作る人達が出てきました。

 

POTAの移動運用をやっていて、7MHz/10MHz帯があればact成功はします。また楽しめると分かりました。しかし3月にローバー20へ挑戦した時、日没で7MHzがスキップして使えなくなり、夜の公園で1か所1時間を費やしてしまったことから、3.5MHz帯も移動運用には欠かせないバンドだと思いました。

 

ファンテナの要領で作るとコイルの巻き線が直径65㎜で70~75回巻となり、コイル部分が上にくるファンテナは重くて、風の影響を受けやすそうだと思い、軽く作ろうと考えました。

 

雨どいパイプ、直径6cmを使い、1㎜のUEW線でコイルを密巻きとして、コイルの小型化、軽量化を図ることにしました。

 

外国のサイトを使って計算しました。

全長は510cm、給電部分からコイルまでが350cm、コイルの直径は6cm、周波数を3.51MHz、線の太さを0.1cm(1㎜)としました。コイルは154.7μHと出ました。

コイル直径6cmで、約150μHを得ようと計算すると下記表の最上段の値です。

1㎜の線を密巻きで、コイルの長さが6cm、60回巻くと近い値が出そうです。

雨どいパイプを10cm切出し、6cmの幅で(線径が1㎜で60回巻くから、コイルの幅は6cmと安直に考えていました。)コイルを巻くスペースを取り、巻きました。

UEW線とワイヤーを半田付けでつなぐことになります。設置/撤収で動き、外れる可能性があります。結束バンドで固定します。ファンテナに無い弱点です。

 

コイルを密巻きしたのですが、スペースには55回しか巻けませんでした。今更穴を開け直して、巻き直す手間が嫌でそのまま作っていきました。

結果、コイルから上は171cm、コイルから下が350cm、アンテナの全長は5.31m。

5.4mの釣り竿に沿わせるためギリギリとなりました。コイルの巻き数を55回としたため長くなった感じです。直径6cm、55回巻のコイルは計算では123μHです。

 

コイルは直径6.5cm、75回巻、長さ15cmとしたファンテナタイプを想定しても130μHなので、設計の計算値よりコイルの容量は少なめになるようです。

 

コイルが直径6cmで55回巻の時、UEW線は計算上10.36m必要で、末端のワイヤーと接続処理を考えるとUEW線が10.5mは欲しいです。よく売られている10m巻きでは足らないかもしれません。

 

全体の重さは167gとなりました。7MHz帯のファンテナは142gだったので、25g増は仕方がないところでしょう。

ワイヤーを折りたたんでパイプの中へ収納します。水道用50㎜VP管のキャップが丁度はまりますので、蓋として被せてスッキリ収納としています。

このバーチカルのSWR1.5以下の幅は20KHzです。7MHz帯のファンテナは80KHz有るので使える帯域は狭いです。CWバンドの3.510MHzで合わせて、SSBへ出たい時は上側のワイヤー先端を折り曲げて縮めます。上側ワイヤーは10cm縮めると、SWR最低点は50KHz上がります。

 

車ボディーアースで使用しています。調子良く動作します。国内はまんべんに飛んでいきます。

 

機会があれば製作、試してみてください。満足できると思います。

アマチュア無線をやっていると同軸ケーブルは必需品です。

電線メーカーでは規格を公開していますが、アマチュア無線の使う周波数ピタリのデータが出ているとは限りません。

上表はフジクラ2V系のケーブル減衰量公開資料です。アマチュア無線でそのまま使えそうな周波数というと10Mhz、30Mhzくらいしかありません。
 
同軸ケーブルの任意周波数での減衰量を求められると良いですね。√F特性を利用すれば可能です。FとはFrequency、周波数のことです。dBの変化に対して、Fはルートの値で比例して変化するというものです。
 
では、8D2Vを例に計算してみます。
下図は8D2V減衰量をグラフ化したイメージです。

メーカーが公開している値を用いて計算して、メーカーが公開している値にどれくらの誤差で計算できるかみます。その計算値の誤差が小さければ、公開されている減衰量から任意周波数の減衰量を計算で求めても実用できそうです。
 
8D2Vの10Mhzと200Mhzの減衰量から30Mhzの値を出してみます。どの周波数もメーカーが減衰量を公開しているので、計算値との差が容易に比較できます。
 
上のイメージグラフは周波数をx軸、減衰量をy軸とした一次直線のグラフとして見ることができます。
一般式はy=ax+bです。
この式へグラフから読み取れる2点の値を代入して、直線の傾きを出し、任意点の値を計算します。
 
連立方程式で、8D2Vの10Mhzと200Mhzの減衰量から30Mhzの減衰量を求める。
グラフから10Mhzで17dB、200Mhzで85dB。
これを座標(x,y)としてみると(10,17)、(200,85)となる。
上記一般式y=ax+bへ(10,17)と(200,85)を代入する。
※ここで注意、周波数を式へ代入する際はすべて「√」を付ける。
17=√10a+b …式①
85=√200a+b …式②

式①を変形して式②へ代入する。
b=17-√10a …式①を変形したもの
式②へ代入すると
85=√200a+17-√10a
√200a-√10a=85-17
10.98a=68
a=6.19

変形した式①へa=6.19を代入する。
b=17-√10x6.19
b=-2.57

8D2Vの減衰量近似式は
y=6.19x-2.57

30Mhzの減衰量は、座標では(30,y)なので
y=6.19x√30-2.57
y=31.33

8D2Vの30Mhzでの推定減衰量は、31.33dB/Km

もう一つの求め方
比で求めます。

8D2Vの10Mhzの減衰量から30Mhzでの減衰量を求める。
10Mhzでの減衰量は17dB/Km、30Mhzではy dB/Kmと考えると下記式になります。
17:√10=y:√30
√10y=17x√30
y=29.44
8D2Vの30Mhzでの推定減衰量は、29.44dB/Km

200Mhzの値から30Mhzの減衰量を求める。
85:√200=y:√30
√200y=85x√30
y=32.92
8D2Vの30Mhzでの推定減衰量は、32.92dB/Km

減衰量のグラフは一見直線の様に見えて実は曲線になっているため、計算で求めると誤差が出てきます。下は古川電線が公開しているグラフです。

公開されている同軸ケーブルの減衰量に近い周波数から近似値を求める方が誤差を少なくすることができます。

公開されている同軸ケーブルの減衰量に近い周波数のデータが無いときは、最初に計算した減衰量の近似式を求めて計算する方法で誤差を少なくすることができます。

…と言ってもアマチュア無線で使うケーブル長は10~20m辺りが多いでしょう。

8D2Vの公開されている30Mhzの減衰量は30dB/Km、
10mでは0.3dB、実数では0.9332です。
先の計算で31.33dBなら、10mでは0.3133dB、実数では0.9304です。
29.44dBなら0.2944dB、実数では0.9344です。

どの値を使っても、8D2Vへ30Mhzで1Wの電力を供給したら、10m先では0.93Wになると示しています。
アマチュアユースなら、上記計算で減衰量の近似値を求めても十分使える値が得られます。
ほとんど誤差無しと言っても良いかもしれません。
 
75Ω系他のインピーダンスの同軸ケーブルでも同じ方法で計算できます。
何かの時に使ってみてください。
 
下表はフジクラとJARLが公開している同軸ケーブル減衰量です。フジクラは自社製品の値(アマチュアバンドが無いもの)、JARLの値はどこから出ている物か不明です。JARLの値はアマチュアバンドで出ています。使い勝手が良さそうですが、フジクラと値が異なるところがあります(5D2Vや10D2V等)から用いる際は注意です。