何か物を作ったり、表現する事すべてに共通するのでしょうけど、
出来上がる前になかなかうまくまとまらない時期がありますよね。
「 LuckyGuyにおまかせあれっ!」
台本もあと数シーン書けば完成。
最初にプロット(あらすじ)を纏めてあるので
「この場面で何が起こるか」はもう決まっているのですが、
登場人物に「何を言わせるか」は
リアルに書き進めていかないと
心情の流れを押さえて描けません。
僕が脚本を書く時は
すべての人物が僕の分身のつもりで言葉を編んでいます。
もちろん登場人物が僕の完全なコピーでは何も面白くないので、
かなりフィクション性を強めますが、
そろそろ物語も佳境に入ってくると
どうやって登場人物それぞれのストーリーを完結させるか、
「感情」と「筋立て」、「思い入れ」と「客観性」
の間の綱引きが始まります。
書いては消し、書いては消し。。。
言葉の神が降りてくるのを待ってます。
苦しみの先に産まれてくるもの…
それは初日を開けてのお楽しみ。。。