振付打ち合わせ! | 『開演5分前 !!』 演出家 渡辺光喜のぶろぐ

『開演5分前 !!』 演出家 渡辺光喜のぶろぐ

舞台は素敵な現実逃避。
Fictionの中の真実を追い求め、
芝居・ミュージカルを作り続けています。

渡辺@東京です。

はい、帰京しました。
旅公演が終わったのでは無いんですが、3日間のオフです。

疲れがたまっていて、何もせずゆっくりしたいけれど、
僕を待ち構えている諸々の作業。。。

今日は午前から1月の別公演の打ち合わせ。
その後、「LuckyGuyおまかせあれっ!」で振付を担当してくれる佐藤薫さんと久しぶりに会いました。

薫さんとはもう長いおつきあいです。
2010年のオリジナルミュージカル第一弾「星降る夜に踊る☆恋バナ」のほか、僕の演出作品でいくつも振付をお願いしています。

何故彼女と組むのか。。。
彼女は物語を追いかけてくれるからです。

振付にはいろいろあって、一番分かりやすいのは歌番組などで歌手(そしてバックダンサー)が踊るような、ショーとしての振付だと思いますが、ミュージカルでは少しニュアンスの違うアプローチをします。
もちろん歌いながら踊ったりしますけど、歌いだすまでの芝居の流れ、キャラクターの感情のレベルをナチュラルに引き継いで「踊り」のレベルに持っていくのです。
これを拾い損ねると「突然踊りだした」不自然さをお客さんは感じることになります。

薫さんはこの芝居から歌、歌から踊りのバトンタッチをきっちり押さえて、華を添えてくれるのです。

ただ振付をするだけでなく、客観的に作品作りに意見してくれるのも僕にとっては有り難い存在。もちろん時には意見が衝突することもあります。お互い表現者ですから。でもそういう意見を交わすからこそ化学反応が起きて物語が息づくんですね。
今回も「LuckyGuy」が大きく花開くよう、まずは雑談レベルからディスカッションが始まりました。

話し始めると一時間なんてあっと言う間です。
最初の作戦会議を済ませた彼女は今携わっている公演の稽古場に元気に向かいました。

チーム「LuckyGuy」動き始めてます。

水面下ではチラシのデザインも進んでます。刷り上がるのが楽しみです。


Mitsuyoshi Watanabe