南浦洞にある大覚寺の裏話 | 韓国語&韓国旅行 てんこ盛り日記♪

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釜山・南浦洞のファッションストリートを歩いているとひょいと現れる대각사(大覚寺)







横になった仏様がなんとも愛らしいお寺です



この大覚寺を統治時代に東本願寺の別院として建てられたもの、と過去記事で紹介しましたが

実はさらに深い歴史があることが分かりました



さかのぼること戦国時代

織田信長に仕えた奥村掃部介(かもんのすけ)は信長の死後 本願寺で仏門に入ります

浄信となった掃部介は1585年釜山に渡り 布教のため釜山海高徳寺を建立しましたが

文禄の役(1592-3)が始まったため日本へ帰国

最終的に佐賀県唐津に高徳寺を再建しました


現在も唐津市内に釜山海高徳寺 があります


一般的に寺は『〇〇山』とつきますが ここは珍しく『釜山海』

これは豊臣秀吉から授かった名前だそうです

それから約300年後(明治時代)

高徳寺の奥村円信は釜山へ渡り 布教活動のため本願寺釜山別院を建てます

 


これが南浦洞にある大覚寺の前身で 現在は韓国仏教のお寺です




~要約~
戦国時代 仏門に入った元武士が朝鮮に渡って釜山海高徳寺を建て

帰国後に佐賀県唐津に寺を再建

300年後 その寺の住職が再び釜山に渡って本願寺別院を建立

それが南浦洞にある現在の大覚寺でした


역사는 연결되어 있다


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