なにか悪いことをしてしまったとき、
相手に対して「ごめんなさい」と謝りますよね。
この「謝」という漢字。
「感謝」
でも使います。
「ごめんなさい」「ありがとう」
言葉としては一見、全く異なります。
しかし
よく思い起こしてみれば、感謝するときに「ごめんねー」とか「すみません」と言うとき、ありませんか。
たとえば、狭い場所で通り道を譲ってもらったときとか、思いがけずプレゼントをもらったときとか。
こういった場面で、より強く感謝を伝えたいとき、「ごめん」を使うように思います。
「ごめんなさい」も、感謝を伝えることができる言葉。
「ごめんなさい」は、「ありがとう」をより強く伝える言葉。
ところで私は、謝るときの「ごめんなさい」も同じく、
実は「ありがとう」を強く伝えているのではないかと思います。
相手を傷つけてしまった。損害を与えてしまった。
こういったとき「ごめんなさい」と謝りますが、
この「ごめんなさい」は
「こんな私を許してくれてありがとう」
という感謝を示しているのではないかと思うのです。
反対の見方をすると、「ごめんなさい」と謝るときには、「許してもらえるだろう」ということが前提になっている。
「ごめんなさい」=「許してくれてありがとう」な訳ですから。
許してもらえるからこその、「許してくれてありがとう」=「ごめんなさい」。
そうならば
なにかトラブルがあって、相手に「謝ってほしい」と思うなら
相手を許すことが先、ということになるはずです。
相手を許すからこそ、相手からの「許してくれてありがとう」=「ごめんなさい」に繋がるということです。
ですから、
謝ってもらうより許すほうが先
なのだと思います。