深夜、うたた寝をして目を覚ました。

娘が、留学の荷物のパッケージングが、ある程度出来たと。

「ママ。ベッドで、寝る方が良いよ。」と一声掛けてくれた。
ベッドに行ったら、急に娘がいなくなることの怖さが押し寄せてきた。
すぐ顔が見れない。腕組めない。話しかけられない。まず2年は、ほとんど会えない⁈

そう思うと悲しくて、悲しくて涙が出てきた。こんな実感は始めて。

ぞっとするほどさみしい。
20年間ずっとそばにいた。
仕事場にも小さい時は連れてきていた。

セミナーを、主催している時は
夜が遅くなるので、裏方につれてきていた。
生まれたての時は、会社の四角い椅子を2つくっつけてベッドにして
寝かせていたこともある。
いつも一緒。それがそうでない。
結構しっかりしていたので頼っていた。

もう頼れない。

悲しくて悲しくて
ぞっとするほどさみしくなり
涙が出て、
ほとんど眠れなかった。

だから
上の娘のベッドに入り込んで
手を繋いで寝た。
これも、もう出来ない。

でも娘は一言。
「暑い!!」


あと2日。