京都亀岡の楽々荘
京都亀岡にある「楽々荘」は、
京都鉄道会社(現在の山陰本線)の生みの親で
衆議院議員・貴族院議員を
務めた田中源太郎が自らの生家を改築したもの。
レンガ造りの洋館は1898年頃に本邸として、
書院造りの和館は同年頃に迎賓館として建設されたもの。
洋館と和館の前に広がる650坪の枯池泉回遊式庭園は
七代目小川治兵衛(植治)の作庭で、安土桃山時代の
石燈籠や鉄製井筒などが亀山城から移設されているようです。
広く起伏に富んだ回遊式庭園と様々な趣をもっています。
『楽々荘』は、JR嵯峨野線亀岡駅から徒歩7分
洋館、和館、玄関の3棟が国の登録有形文化財(1997年登録)、
庭園は京都府登録文化財(名勝)