先日オクで仕入れた我が家のA810は83年製。
元々コンソールタイプとして使用されていたものと思われるが
組みなおしてありVUメーターも無い。
これはこれで不便なので部品手配中であるが、
むしろその前に優に30年ものの劣化を取り戻さなければならない。
「問題は無い」というふれこみだったが、正直、問題無い訳が無いw

ぱっと見だと進相コンデンサの液漏れがあった。
電源ブロックコンのリーク電流も大きい。
WIMAの例のコンデンサもパンクが怖いので予防交換。
これはNAGRAVOXキットをオーストラリアから、
MPユニットはバックアップのニッカド電池が液漏れており
こちらは香港から。ピンチローラーとブレーキ系のバネが
へタっていたのでドイツから、リール台は一度倒して曲げたらしく
偏心でモーターが無理して過熱している状態だったので
アメリカから取り寄せた。

・・・幸いなのはまだ世界のスタジオで現役なところがあるらしく
保守部品に事欠かないのが非常に助かる。
日本製のデッキだと壊滅的に部品が出ない。
TEACとTASCAM、OTARI以外はもうこの先不安があって
常用は難しくなっていくだろう。

大体交換を終えて電装系はほとんどオーバーホールに近い。
ついでにリプロ、ライン、HFなどの基板にある賞味期限切れと思わしき
電解コンデンサは日本製に総取替え、好みだが耐久性の高い105度品で
ニチコンKAシリーズ、大きさが許されるところは一部KZシリーズをあてた。
OPアンプNE5532を日本が誇るJRC(笑)の5532置き換え向けに開発された
NJM2114DDに交換(5個入りで350円だが20個ほど必要)
・・・これで一挙に現代的なサウンドになった。
懐古趣味的な音質じゃなく十分戦える(笑)
っていうか・・これ音質めちゃくちゃ良い。スーパーアナログ。
かなり衝撃的だった。

あとは、ブレーキ引きずりがあったのでグリスアップと
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キャプスタン、リール各モーターのベアリング交換と
専用のオイルを注してメンテナンス完了のはずだが、まだまだ先は長い。