ピュコランタン -2ページ目

春の出来事

すっかりあったかくなりましたね。
穏やかであったかい日々が続くと少し心も穏やかになるような気がします。
それは気候のおかげだけでなく、なんとなくいろんな事が落ち着いたからかもしれません。
3月、4月は子供を持つ母親にとって怒涛の日々です。
私も3人の小学生の母親ですからそれなりに忙しい毎日でした。

そんな中、とても辛いこともありました。
とても大切な人がこの世を去りました。
こんな短期間に2人も。
小さいころから可愛がってもらった伯父と
妹のように可愛がっていた大好きな女性

二人とも私にとって本当に大切な大切な人でした。
伯父の最後の瞬間を看取ることが出来たのはとてもラッキーだったと思います。
そして、その直前直後に私を支えてくれたのが
その彼女でもあったんです。

そして、伯父が亡くなって少し後に彼女の容態が急変して
意識不明に陥り、
それから1、2週間のちに彼女も逝ってしまいました。

今までも、近親者の死を経験したことはあるし
友人を亡くしたこともあるけれど、
今回二人の死は私に大きなものを投げかけたように思います。
人の死って?生きるって?
生きてほしい?でも本人の意思は何処にあるんだろう?
子から見た親の死。
親から見た子の死。

いろんなものを間近で見、感じ、経験して
答えを得たわけではないけれど、自分の中で何か変わったような気がします。
それは目に見えないほど小さな変化かもしれないけれど。

人は産まれてからずっと様々な経験を通して人生を形成していきます。
出来れば楽しいことばかりを経験して生きていければいいけれど
辛かったり、苦しかったりした経験は自分自身を必ず強く成長させてくれる。
だから人生に本当に悪いだけのことなんてないんだって、そう思います。

私は、とある経験をしてからずっと
前を向いて歩いていこうと心に決めて生きてきました。
自分を愛して、前向きに、能天気に
のらりくらりと笑いながら生きていこうって。

それからの人生はずいぶん楽になったな。

大好きな人の死を受け入れることは難しいことだけれど
難しければ無理に受け入れなければいい
立ち止まりさえしなければそれでいいかな?
きっと気付けばきっちり消化されて自分自身の一部になってくれてるよね。

あーー、穏やかであったかくて初夏に向かう春って気持ちいいな。
春の嵐も、長雨もすっかり過去のもの。
よし、明日も楽しんでいこう。

みなさんも素敵な今日を、明日をお過ごしくださいね。