半藤一利の「日本のいちばん長い日」を読みマスタ(`∇´ゞ

むかし、子供のころこの映画を見マスタ(今のではなく、白黒のほうですが)
阿南陸軍大臣(今回は役所広司ですが)が自決するシーンとか
そもそも、終戦の日にクーデター未遂事件が起きていたなんて初めて知ったことを
衝撃として覚えております。おそらく、ほとんどの一般の方は知らない事実と
思います。(今の学校では絶対教えない所ですもんね)
いかに、あの終戦が、ぎりぎりの部分・タイミングで決断決定されたか・・・
時の昭和天皇・鈴木首相・阿南陸軍大臣・・・等等、どれか一つでもかけていたら
おそらく、終戦は決定されず本土決戦になだれ込んでいたのではないでしょうか。
そうなれば、おそらく、今の日本も、そして自分もこの世に生まれていたどうか?
左の人も、右の人も、正直関係無く、この事実はきちんと知っておくべき事と思います。やはり、戦争はだめですね。昨日の広島原爆の特集番組を見ても、あらためて
戦争はダメと思います。ただ、やみくもに平和を叫ぶのもいかがなものとはおもいますが・・・
この小説の冒頭部分の「序」で、大宅壮一氏は、日本人の平衡感覚を指摘されております。日本人は、時に右に、時に左に、極端に振れることがあるも、平衡を取り戻す能力は世界のどの民族とくらべても、決して劣るものでない。だからこそ、100年足らずで、近代国家たらしめたのではないか?と語っておられマス。
戦後70年の節目に、ぜひ読む本だと思いマスタ(`∇´ゞ