ボランティアや支援活動を考えているみなさんへ
~ボランティアや支援活動を考えているみなさんへ~
1.被災地へのボランティアについては、被災地に入る前に的確な情報入手をして
ください。
被災地の災害ボランティアセンターの設置がすすんできており、多くの方がたにご参加いただける状況になってきました。
しかし、現地での緊急支援、状況の把握、道路等交通網の遮断、燃料・物資不足等により、センターを設置しているところでも、「通える範囲の方」などとし、自力でセンターに来られる人、食事・水は自ら持参することを求めているところが多い状況です。
また、受け入れ体制が整っていないところ、活動希望の方が多く集まりすぎたというようなところ、被災の程度がそれほどではないため、市町村内で十分に対応できる、他の地域を支援していただきたいとしているところもあります。
したがって、当該のボランティアセンターのホームページなどで十分に確かめていただくことが必要です。
さらに、NPOなどが行っている支援活動に参加をするという方法もあります。
今なお現地に入れない状態がつづいているところもあります。そこでは、災害支援の経験やノウハウを豊富に持つNPOがやっと入れるという状況ですが、このような地域もやがて、支援を呼びかけいくこととなると思います。
http://blog.goo.ne.jp/vc00000/
2.十分な準備をお願いします。
上記のような状況ですので、食料、水の確保、移動手段の確保、状況によっては寝袋等の準備が必要です。現地は寒く、衣服にも配慮が必要です。
さらに、必ずボランティア保険に加入してください。通常のものではなく、天災タイプに入ることをおすすめします。
在住地等(又は出発地)の社会福祉協議会で加入してください(自己負担が原則です)。
災害復旧作業に尽力している被災地の負担を少しでも軽減させるため、ご理解とご協力をお願いいたします。
また、居住地の社会福祉協議会で事前に保険に加入していおけば、被災地までの移動における事故も補償対象となるので安心です。
【ボランティア保険について】
ボランティア活動中の様々な事故によるケガや損害賠償責任を保障する保険があります。活動場所と自宅との往復途上の事故も補償の対象となります。ボランティア自身の食中毒や感染症も補償されます。
全社協が実施しているボランティア活動保険の場合、年額490円(天災Aタイプ)、720円(天災Bタイプ)により、地震、噴火、津波によるケガも補償されます。
補償期間は1年間(4月1日~3月31日の年度単位)ですのでご注意ください。
◆ボランティア保険の詳細はこちら
http://www.fukushihoken.co.jp/
3.ボランティアであることが識別できる状態で活動してください。
被災地には、地元以外の人々が活動されているため、各災害ボランティアセンターでは、ボランティア活動をされるにあたり、身分証明書等の携行や所属する団体・グループ等の腕章等をつけ、その人がボランティア活動中であることが識別できるよう呼びかけていますのでご協力ください