「共同通信杯(GⅢ)」News
いよいよ本日は「共同通信杯」です。94年に「ナリタブライアン」が単勝1.2倍で「アイネスサウザー」を4馬身ぶっちぎったこのレース。本当に楽しみです。やはり「フサイチリシャール」の記事が多いようです。
共同通信杯に関するNewsを纏めてみました。(ライブドアニュース)
2/4 本日の結果
買い目1点を1000円で計算します。
□2/4の予想結果 ▲10000
■東京10R「節分賞」 ▲5000
◎チョウカイロイヤル1着は良かったが、2着ベルーガ、3着マコトスペリオルが買えず。結局1-4着。
結果を見ればブライアンズタイム、サンデー、スペシャルウィークと上位は「ターントゥ系」が独占。
■小倉11R「小倉大賞典」 ▲10000
◎ツルマルヨカニセ7着では予想完敗。「ナスルーラ系」のメジロマイヤーの逃げ切り。馬連9530円。
■小倉12R「火の山特別」 △5000
◎マルブツブリザード最後の最後で差され、ワイドのみ的中(1500)。痛恨の1-3着。勝ったフラワリング
バンクは「ナスルーラ系」。2、3着はいずれも「ターントゥ系」。もしマルブツ2着であれば馬連(5210)が
的中で最高のスタートが切れていたもの。
□明日への指針
・東京芝特に傾向なし。
・東京ダート1400mは「ターントゥ系」が好調。
・京都芝特に傾向なし。
・京都ダート1800mは「ターントゥ系」が好調。
・小倉芝は1200mでサクラバクシンオー2勝。「ナスルーラ系」が75%の勝率。
・小倉ダートは距離問わず、「ネイティヴダンサー系」の天下。
「血統評価(Bloods Bias)」とは何か(2)
血統の分類は以下の通りとなります。
①ナスルーラ系
②ネイティヴダンサー系
③ノーザンダンサー系
④ターントゥ系
⑤ヘロド系
⑥マッチェム系
⑦セントサイモン系
⑧ハンプトン系
⑨マイナー系
①ナスルーラ系
グレイソヴリン系、プリンスリーギフト系、ボールドルーラー系、レッドゴット系がこれにあたる。概して広いコースでのスピード勝負に強い。
②ネイティヴダンサー系
主としてアフリート、エンドスイープ、フォーティナイナー、ジェイドロバリーなどのミスタープロスペクター系とリントーシェバーに代表されるアリダー系がこれにあたる。ダートに適性が高い。
③ノーザンダンサー系
パワーに優れるパワー勝負血統。ニジンスキー系、サドラーズウェルズ系、ダンチヒ系、リファール系、ノーザンテースト系、ヴァイスリージェント系など多様に分岐を広げている。
④ターントゥ系
サーンデーサイレンス、その2世種牡馬、タイキシャトルなどのヘイロー系、ブライアンズタイムなどのロベルト系、ニホンピロウィナーが含まれるハビタット系がこれにあたる。現在の日本の芝中長距離では超主流派血統。
⑤ヘロド系
トウカイテイオー、メジロマックイーンなどのマイバブー系、ドクターデヴィアスなどのヘロド系からなる。
主流からズレているため、秘めた素質が眠っている産駒が多い。
⑥マッチェム系
ウォーニングなどが含まれるマッチェム系一系統のみ。特に平坦芝1200mで見せるスピード・パワーは独特。
⑦セントサイモン系
アレミロードなどがいるリボー系、ミホシンザンなどのヒンドスタン系、メジロパーマーなどのいるセントサイモン系からなる。大穴をあける特徴を持った血統。
⑧ハンプトン系
サッカーボーイなどのファイントップ系が中心。セントサイモン系と同じく大穴をあける特徴を持った血統。
⑨マイナー系
ニアークティック系、ファリス系など他の8大血統のどれにも属さない血統。サンプルは少ないが、比較的米国的な快速馬が多い。
小倉12R「火の山特別」
| 馬 | 馬名 | 父タイプ名 | 父名 |
| 1 | レイズアンドコール | ナスルーラ系(プリンスリーギフト系) | サクラバクシンオー |
| 2 | エムオーウイナー | ターントゥ系(ヘイルトゥリーズン系) | ニホンピロウイナー |
| 3 | タニノローゼ | ノーザンダンサー系(ニジンスキー系) | ジェネラス |
| 4 | メイプルロード | ターントゥ系(ヘイルトゥリーズン系) | ジェニュイン |
| 5 | ヒシサンダー | ネイティヴダンサー系(アリダー系) | サンダーガルチ |
| 6 | レオフォーレンス | ターントゥ系(ヘイルトゥリーズン系) | フジキセキ |
| 7 | チャレンジセイエン | ノーザンダンサー系(ニジンスキー系) | シアトルダンサー2 |
| 8 | コスモフォーチュン | ネイティヴダンサー系(アリダー系) | マイネルラヴ |
| 9 | マルブツブリザード | ターントゥ系(ロベルト系) | ブライアンズタイム |
| 10 | エイシンライトゥン | ターントゥ系(ヘイルトゥリーズン系) | サンデーサイレンス |
| 11 | サクラゼンセン | ネイティヴダンサー系(アリダー系) | エブロス |
| 12 | オリエントヒーロー | ネイティヴダンサー系(アリダー系) | シャンハイ |
| 13 | フラワリングバンク | ナスルーラ系(プリンスリーギフト系) | サクラバクシンオー |
| 14 | ゴールドクラウン | ネイティヴダンサー系(アリダー系) | エンドスウィープ |
| 15 | チリエージェ | ナスルーラ系(プリンスリーギフト系) | サクラバクシンオー |
| 16 | リッカバクシンオ | ナスルーラ系(プリンスリーギフト系) | サクラバクシンオー |
| 17 | ダービーゾーン | ターントゥ系(ロベルト系) | サニーブライアン |
【結論】
スピード指数的にはマルブツブリザードの前走が抜けている。続くのはゴールドクラウン、チリエージェ、エムオーウイナー、メイプルロードあたり。
本日の小倉1200はナスルーラ系3頭、ネイティヴダンサー系3頭、ターントゥ系2頭という状況。
コース適性も加味して、軸馬はマルブツブリザード。馬連・ワイドで手広く。
◎マルブツブリザード
○ゴールドクラウン
▲エイシンライトゥン
△チリエージェ
★フラワリングバンク
×メイプルロード
小倉11R「小倉大賞典(GⅢ)」
| 馬 | 馬名 | 父タイプ名 | 父名 |
| 1 | マイネソーサリス | ターントゥ系(ロベルト系) | ブライアンズタイム |
| 2 | メイショウカイドウ | ネイティヴダンサー系(アリダー系) | スキャン |
| 3 | ツルマルヨカニセ | ターントゥ系(ヘイルトゥリーズン系) | ダンスインザダーク |
| 4 | メジロマイヤー | ナスルーラ系(プリンスリーギフト系) | サクラバクシンオー |
| 5 | ローマンエンパイア | ナスルーラ系(レッドゴッド系) | サクラローレル |
| 6 | イケハヤブサ | ノーザンダンサー系(ノーザンダンサー系) | ロドリゴデトリアーノ |
| 7 | アラタマインディ | ナスルーラ系(ボールドルーラー系) | A.P. Indy |
| 8 | ビッグゴールド | ターントゥ系(ロベルト系) | ブライアンズタイム |
| 9 | サンライズジェガー | ターントゥ系(ロベルト系) | リアルシヤダイ |
| 10 | トップガンジョー | ターントゥ系(ロベルト系) | マヤノトップガン |
| 11 | マルブツトップ | ターントゥ系(ヘイルトゥリーズン系) | ダンスインザダーク |
| 12 | エイシンドーバー | ネイティヴダンサー系(アリダー系) | Victory Gallop |
| 13 | アサカディフィート | ナスルーラ系(プリンスリーギフト系) | パラダイスクリーク |
| 14 | ロードマジェスティ | ターントゥ系(ロベルト系) | ブライアンズタイム |
| 15 | ビッグプラネット | ターントゥ系(ロベルト系) | ブライアンズタイム |
| 16 | ポジションワン | ネイティヴダンサー系(アリダー系) | Carson City |
【結論】
本日の小倉芝1800mは3着以内が、ターントゥ系4頭、ネイティヴダンサー系2頭という状況。
軸馬はこの2系統から絞りたい。スピード指数的には内からメイショウカイドウ、ツルマルヨカニセ、トップガンジョー、アサカデフィート、ロードマジェスティといったところだが、 ターントゥ系であることとコース適性の高さから、◎はツルマルヨカニセ。◎から馬連とワイドで。
◎ツルマルヨカニセ
○トップガンジョー
▲メイショウカイドウ
△ロードマジェスティ
★マイネソーサリス
×エイシンドーバー
東京10R「節分賞」
| 馬 | 馬名 | 父タイプ名 | 父名 |
| 1 | ワイルドソニック | ターントゥ系(ヘイルトゥリーズン系) | フジキセキ |
| 2 | チョウカイロイヤル | ターントゥ系(ロベルト系) | ブライアンズタイム |
| 3 | ナチュラルリーダー | ネイティヴダンサー系(アリダー系) | End Sweep |
| 4 | ダンシングホーク | ノーザンダンサー系(リファール系) | ダンシングブレーヴ |
| 5 | ダイヤモンドスター | ターントゥ系(ヘイルトゥリーズン系) | フジキセキ |
| 6 | マコトスペリオル | ターントゥ系(ヘイルトゥリーズン系) | スペシャルウィーク |
| 7 | タケショウヤマト | ナスルーラ系(レッドゴッド系) | ハウスバスター |
| 8 | スペシャルストック | ネイティヴダンサー系(アリダー系) | ジェイドロバリー |
| 9 | ゲイリーリボルバー | ノーザンダンサー系(ヴァイスリージェント系) | Touch Gold |
| 10 | ゲイルタッチ | ネイティヴダンサー系(アリダー系) | トワイニング |
| 11 | ウセル | ネイティヴダンサー系(ミスタープロスペクター系) | リンドシェーバー |
| 12 | ベルーガ | ターントゥ系(ヘイルトゥリーズン系) | サンデーサイレンス |
| 13 | トウショウヴォイス | ノーザンダンサー系(ノーザンダンサー系) | ラストタイクーン |
| 14 | ロックバルスカ | ターントゥ系(ヘイルトゥリーズン系) | バブルガムフェロー |
| 15 | マイネルクオリティ | ネイティヴダンサー系(ミスタープロスペクター系) | リンドシェーバー |
| 16 | ミヤマガリバー | ノーザンダンサー系(ノーザンダンサー系) | ダイナガリバー |
【結論】
スピード指数的には、1位チョウカイロイヤル2位ナチュラルリーダー3位ウセル4位スペシャルストックというところである。本日の東京ダート1600mは2レース行われており、3着以内にネイティヴダンサー系が3頭、ターントゥ系が2頭、あとはノーザンダンサー系が1頭という状況。
迷わず、ターントウ系のチョウカイロイヤルから狙いたい。馬連で◎から5点。
東京ダ1600mの適性が高い○△★を相手に。大穴は力量ある▲。
◎チョウカイロイヤル
○ナチュラルリーダー
▲ミヤマガリバー
△スペシャルストック
★ウセル
×ゲイリーリボルバー
スピード指数(Speed Index)とは何か(2)
■これがスピード指数の計算式だ!
スピード指数= (基準タイム-走破タイム)×距離指数+馬場指数+(斤量-55)×2+80
■基準タイム
各競馬場ごとに500万条件と1000万条件で行われたレースの1~3着に入着した馬のタイムの
平均を求めてさらに平均したものです。つまり各競馬場の各距離ごとに500万条件と1000万条件の
中間に位置するモデル馬を想定して、これらが出すであろうタイムが基準タイムなのです。
この基準タイムよりどのくらい速いのかによってその馬の実力を量る事が出来ます。
基準タイムから走破タイムを引くのですから数値が大きくなるほど速いということになります。
また、スピード指数では1秒を10として、0.1秒を1として表しています。
■距離指数
様々な距離で走ってきた馬たちのタイムを比較するための指数です。
この指数は 1秒÷基準タイム×1000 の計算式から求められたものです。
1600mが1.0になり距離が長くなれば小さく、短くなれば大きくなります。
通常3600mでの着差1秒と1200mでの着差1秒とでは価値が異なります。
同じ1秒差でも距離によってその価値に違いが有るのですが、 この距離指数を
掛けることによってそれを平準化して、はじめてそれぞれが同じ距離を走ったように
比較検討出来ることになります。
■馬場指数
これは開催日毎に異なる馬場状態を数値化したものです。
競馬場が同じでも、開催日が違うと馬場状態も変わってきます。
各競馬場では仮柵を設けてインコースの芝を保護し、開催後半に内側と外側で馬場状態の差があまり生じないようにしていますが、それでも雨の中での競馬など、天候によっては走破タイムに2~3秒、指数にして20~30もの影響を与えることがあります。
また芝に限らずダート戦でも馬場状態は走破タイムに少なからぬ影響を与えます。
例えばダート戦の場合、海辺の砂浜を想像してみて下さい。足首が埋まってしまうほど砂が深いと抵抗が大きくなって走りにくいものです。それが段々と波打ち際に近くなっていって
湿った砂になってくると、抵抗が減少して乾いた砂よりかなり速く走れます。
そしてさらに波が打ち寄せて脚が濡れるほど水分を含むと、蹴る力が伝わりにくくなって
また走りにくくなります。
これを雨の競馬場に置き換えて考えてみると、競走結果へ与える影響としての馬場指数の重要性がお分かりいただけると思います。
また、通常1日の馬場指数は芝、ダート各1つづつ設定することになります。
■(斤量-55)×2
異なる斤量で走ってきた馬たちの比較をするために、55kgを基準にしてそれより
重い斤量、例えば57kgなら(57-55)で2を、逆に軽い53kgなら(53-55)で-2を、まず考えます。
次に通常、斤量の走破時計への影響は1kgが0.2秒に相当しますので指数上、各斤量差に2を掛けて57kgの時の2なら2×2で4、53kgの時の-2なら-2×2で-4をそれぞれ指数から加減します。
■*+80
計算式の前半部分までで「基準タイムと走破タイムの差」に距離指数を掛けましたが、これだと数値にプラスとマイナスが混在して分かりにくくなるので、便宜上80という数を足して個々の馬の出した指数を比較しやすい様にしてあります。
80をプラスすることによってGⅠなどの格の高いレースでは100くらいのスピード指数になり、1000万クラスでは80くらいがクラスの能力であると判断できるようになります。
「血統評価(Bloods Bias)」とは何か
次に「血統評価(Bloods Bias)」について解説します。
■「血統評価」の概念
競馬というゲームは「ブラッドバイアス」に大きく左右されます。「ブラッド」は血であり、「バイアス」は偏向、偏りという意味ですから、血統が偏ることを言います。
たとえば、今年のダービーを振り返ってみましょう。優勝馬は皆さんご存知の「ディープインパクト」。
父親は「サンデーサイレンス」ですよね。2着は以下の通り。
2着 インティライミ (父 スペシャルウィーク)
3着 シックスセンス (父 サンデーサイレンス)
4着 アドマイヤフジ (父 アドマイヤベガ)
5着 マイネルレコルト (父チーフベアハート)
つまり5着はノーザンダンサー系ですが、1~4着までは父がサンデーがサンデーの子供ということなのです。サンデーは「ターントゥ系」ですから、上位をターントゥ系が独占したという事になります。
こういうことは間々あります。
つまり、「同じ日の同じコースで、同じ種牡馬が何度も連対する」「同種牡馬による1・2着がよくおこる」ことから、その日の当該コースに適した(有利な)血統を見抜くことがとても重要なのです。
「スピード指数(Speed Index)」とは何か
「スピード指数(Speed Index)」とは何か解説します。
■スピード指数の概念
スピード指数というのは競走馬の走破タイムを数値化したものです。
通常、レースに出走する各馬の前走の走破タイムはそのままでは比較できません。
なぜなら各々走ってきた競馬場も違えば距離も違うからです。つまりテーブルが違うのです。
また競馬新聞に記載されている「持ちタイム」はそのタイムを出した時の条件がそれぞれに異なるので、
走破タイムをそのまま比較してもあまり意味がありません。(馬場状態にも左右されます)
例えば、A馬は東京の芝1600mを1分34秒3で走り、B馬は京都の芝1600mを1分35秒4で走ったとします。さてどっちが速いでしょう?と比べても、それぞれの日の馬場状態が分からないし、背負っていた斤量や競馬場ごとの違いも加味して考えないと間違った結論を出してしまう可能性があります。
そこで、それぞれ異なった日に、異なった競馬場、異なった距離、異なった斤量で
走ってきた馬たちの走破タイムを、同じテーブルの上で比較しようというのがスピード指数なのです。
■これがスピード指数の計算式だ!
スピード指数= (基準タイム-走破タイム)×距離指数+馬場指数+(斤量-55)×2+80
競馬新聞 「ホースニュース目黒」本日創刊!
競馬新聞「ホースニュース目黒」創刊号を読んでいただきありがとうございます。
本日創刊したばかりですので、今後コンテンツを充実し、少しでもみなさんに役立つ情報を配信していきたいと思います。
なぜ「ホースニュース目黒」という名前かといいますと、目黒には「目黒競馬場」という現在府中にある東京競馬場の前身の競馬場があり、明治40年~昭和8年までの間ダービーも行われていたことと現在私も同じ
それでは、私の予想スタンスを紹介します。
■予想理論・・・「スピード指数(Speed Index)
」+「血統評価(Bloods Bias)
」
私の競馬予想手法は、まず競走馬一頭毎の能力を把握するためにスピード指数にて馬の実力と調子をチェックします。その上で、その馬が持ちうるポテンシャルを今の馬場(トラック)でパフォーマンスできるかを血統で評価しています。
つまり、「スピード指数(Speed Index)」+「血統評価(Bloods Bias)」ということになります。