すべては発作が発端でした。
友達からのメールでさらに追い込まれ、気付いたら、携帯の充電器のコードが首に巻き付いていました。
しばらく、ぼうっとしていて、母が起きてきました。
あたしの様子のおかしさに、『どしたん?』と聞かれ、あたしは涙が溢れ、『怖かった…』と何回も言いながら、母に抱きつきました。
母の小さな背中が、すごくあったかくて。
あたしがいくら意地悪を言って、周りの人が全員敵になっても、母だけはあたしの味方で、母だけはあたしの傍に居てくれると、そう実感しました。
心労が溜まると、自分のことしか見えなくなるんです。
みんながみんな、あたしより幸せに見えて、あたしに持ってないものを持っていて。
彼氏がいるときもそうでした。
彼氏は怒らない人だから、あたしが一方的に当たり散らしてました。
みんなが離れてくのはわかります。
誰も触れたくないでしょうし。
でも、一人じゃダメなんです…。
寂しがりで、一人になるとぐずぐず泣いてます。
早く気持ちが安定してくれるように、安静にしてます。
いつものあたしに戻れるように。