「しつけーな」
その言葉を聞いた私は
「はーい。すいませーん」
出来るだけ明るく振る舞うように返事して
すぐに部屋を出ていく。
「いやいや、ごめん!」
一瞬で自分の発言の酷さに気付いたのか
焦って追いかけてくる。
私は、背中を向ける。
出てくるな、涙。
深呼吸して
心のど真ん中に突き刺さった言葉の刃を
自分で抜いて
顔を覆ってた腕をおろして
振り向く。
「大丈夫です!」
今のは違う。
ごめん。
そーゆー意味じゃなくて。
彼は必死に説明してくる。
いや、大丈夫です!
大丈夫じゃないでしょ!?
てか、泣いてない?
泣いてないです!
嘘だ。絶対泣いてるじゃん
そういって近づいてくる彼から距離をとる。
私は
どうすればいいかわからなかったから
ほっといてよくなるならほっとくし
でも本当にそれじゃ終わるかもしれないし
後悔したくなかったから
勇気出して聞いたんだ。
と話した。
半分泣きながら。
でも、泣いてないと言い張りながら。
Rくんもいっぱいいっぱいだし
今は仕事のことを考えてればいいと思う
私も両方(仕事と恋愛)失うことは嫌だから
普通に楽しく仕事出来ればいいと思うと話した。
彼は
うわーどうすればいいと
ウロウロしたりしながら
前向きに考えようよ
って言ってくれたけど
前向きって曖昧じゃなく
はっきりと言葉が欲しかった。
最後は彼がわかった。と言ったので
あ、終わったなーと思った。
けど、毎日楽しくバカ話しながら
彼の隣にいれたらいい。
たとえ毎日のLINEがなくなっても。
もうプライベートで会えなくなっても。
じゃあ、お疲れ様でした!と
笑顔で手を振って帰りました。