まず、私が何で保育士になったかを書いていこうと思います。
私は家庭の事情もあり、幼いときから保育園に預けられていました。
保育園にいた時の記憶はあまりないのですが、
運動会のかけっこが嫌で仕方なかったけど、ゴールしたら大好きな先生に抱きしめてもらえることが嬉しくて何とか走れたこと、
月刊絵本の中に出てきた、おしゃれなカバさんの話が大好きで、何度も何度も眺めていたこと、
お昼寝の時間に友だちと寝たふりをして、先生が部屋からいなくなったら他の友だちを起こして大騒ぎして怒られたこと、
お迎えの時間が近づくとみんなで集まり、『おかあさんといっしょ』や『アンパンマン』を見てお迎えが来るのをひたすら待ったこと、
そんな保育園での出来事を覚えています。
両親は幼い内から保育園に預けることになった事を、かわいそうなことをした、申し訳なかったと私が大きくなってから話してくれました。
でも、その時は保育に欠けてしまう理由があったので、仕方なかったんですよね。
それに、あまり寂しい思いをしたという実感も私にはありませんでした
私の家にとって、保育園に助けられたことはとても大きかったと思います。
自分のことについてですが、
小さい頃から作って遊ぶ事が大好きでした。
NHKの『つくってあそぼ』(分かる人は同世代かな?)を見て、わくわくさんやゴロリの作るものを真似て遊んでいました
また、親戚と少し歳が離れていたこともあり、赤ちゃんのお世話や小さい子と遊ぶことが度々ありました。
赤ちゃんは可愛かったし、小さい子と遊ぶことはとても楽しいと感じていました
将来なりたいものはケーキ屋さん、美容師さん…とコロコロ変わっていきました。
そして子どもとかかわる仕事がしたいと思い、教育学部に進学し、幼児教育と出会い、あぁ私がやりたいことはこれだったんだとストンと心にきました。
そして保育士になりました。
色々とタラタラ書き出してみましたが、つまり何で保育士になったかって、
〝子どもが好き〟の一言に尽きるのかなと思います
でも、その気持ちが一番大切で、それがないとやれない仕事だなと保育士になってみて改めて感じました