2010(平成22年)新司法試験合格者ブログ

2010(平成22年)新司法試験合格者ブログ

2010年(平成22年)新司法試験に合格した者が、
新司法試験に合格するための勉強方法、答案の書き方について
考えたことを書いたものです。

Amebaでブログを始めよう!
以上を踏まえ、新司法試験を目指そうかなと思っている人に言いたいことは、


覚悟を決めて目指すなら目指してください。


なぜ、新司法試験の勉強法のブログの一番初めにこのテーマを書いたかというと、

新司法試験を目指す人に現実をわかってほしいということもありますが、

と同時に、

受験勉強をするにあたって、また、試験を受けるにあたって一番大切なことは、

絶対に受かる!!

あきらめない!!

という覚悟だと思うのです。


勉強法、攻略法という割に精神論かと思うかもしれませんが、

精神論も大切です。

心が折れないで勉強し続け、

試験の時に書き切る

ということがいかに大切なことかということは

きっと、あの試験を受けたらわかるはずです。

就職について

前回、お金が非常にかかるという話を書きましたが、

でも、弁護士って儲かるんでしょ!?

それなら平気じゃん!

って甘い考えを持っている人がいると思うので、現実を。


たしかに、いわゆる4大大手といわれているところや、外資系の事務所では、

1年目から1000万を超える額をもらえるといわれています。

しかしながら、

そんな生活ができる人はほんのわずかです。

多くの人が大企業の社員よりももらっていません。

しかも、のちのち、就職活動のところで詳しく書きますが、

今、就職活動は大変大変厳しいのです。


だから、あまり淡い期待を抱いていても大変なことになります。



次に、お金について

新司法試験を受験するためには、事実上、ロースクールに行くしか方法はありません。

事実上と書いたのは、予備試験というのが来年から始まるので、どうなるかわかりませんが、
予備試験がどういう位置づけとなるか不明なため、事実上はロースクールに行くしか方法はありません。


ロースクールの学費は、

私立だと年間100万~200万

国立でも年間50万はします。

したがって、学費だけで大変な額になります。

それに加えて、

生活費、書籍代、予備校代がかかります。

ということで、年間たくさんかかります。

そのため、多くの人が奨学金を借りるわけですが、

奨学金というのは借金です。

多い人では400万もの借金を抱えて弁護士になっていくのです。

さらに、司法修習も貸与制となってしまったため、200万円は全員借金を背負ってスタートするのです。


大学時代のように、暇な時間はほぼないので、

というか、暇な時間があるなら勉強しなければならないので、

バイトもできません。

している人もなかにはいましたが、そういう人は天才で新司法試験も当然合格する人か・・・

ということで、バイトはお勧めしません。


以上、大変お金がかかるという話でした。
1.新司法試験を目指そうかなと思っている人へ

弁護士になろうかな?

裁判官になろうかな?

検察官になろうかな?

そう思ったら受けなければならない試験が新司法試験です。


しかしながら、新司法試験を目指すにあたって、

大変な現実が待っていることを知らない人がほとんどだと思います。

そこで、どんな現実が待っているかを少し述べたいと思います。


まず、合格率について。

今年、2010年の合格率は、25パーセントで過去最低を記録しました。

なぜ、毎年過去最低が更新され続けているかというと、

それは、落ちている人が次の年に受けるからです。

まあ、当然ですよね。

しかしながら、新司法試験には、本当におかしな制度である

三振制があり、3回しか受けられません。

ということで、落ち続ける人はたまっていくのには限界があります。

したがって、旧司法試験の3パーセントというところまで合格率が下がり続けることはありませんが、

来年、再来年くらいはどんどん下がっていくでしょう。

20パーセントをきるか、15パーセントくらいで落ち着くんじゃないでしょうか?

それくらいの確率の試験であるということです。

といっても、それは、全体の問題であって、下位の学校とかがあるからでしょう

って思う人も多いと思いますが、

今年の合格率の1位の慶應ですら50パーセント

上位の4校がだいたい50パーセントで他は43パーセント40パーセントと下がっていきます。

おそらく、ロースクールに入学した当初の学力として最も高いと思われる

東大の既習ですら65パーセントくらいです。

したがって、東大、一橋、慶應、早稲田、中央に入ればだいたい受かるでしょう

というわけではないのです。


つづく
どんな感じで書いていこうかノープランなんですが、一応

1.新司法試験を目指そうかなと思っている人へ

2.受験勉強においてもっとも重要なこと

3.新司法試験のカラクリ

4.過去問検討の重要性、予備校の使い方

5.それぞれの科目のお勧めの基本書、連載、判例集

6.科目別勉強法、答案の書き方
(1) 憲法
(2) 行政法
(3) 民法
(4) 商法
(5) 民訴
(6) 刑法
(7) 刑訴
(8) 労働法

7.就職活動、受験後の過ごし方について


とりあえず、こんな感じにします。

なにか、早めに聞きたいことがある人がいましたら言ってくれた変更も考えます。
まず、はじめということで、

自己紹介をしたいと思います。


大学は都内の私立大学法学部。

大学2年くらいから司法試験を目指し始める。

が、予備校の授業がつまんなくてやめようかなと思う。

大学3年の時に、ゼミに入り、法律の面白さに気付き、やはり目指そうと思う。

大学3年の秋、冬頃から真剣に受験勉強を始める。

大学4年 

旧司法試験択一合格、論文不合格。

ロースクール入試、都内私立2校、国立1校合格。

都内国立の法科大学院既習者コースで進学。

2010年(平成22年)新司法試験受験

択一297点(73位)

論文試験も無事合格(点数、順位はまだわかりません)


こんな感じです。


2010年9月9日。

長かった受験生活。

長かった不安な日々がやっと終わりました。

新司法試験に合格いたしました。

新司法試験の合格には、努力はもちろん大切であるが(というか最低限度必要なこと)

それ以上に、

何を

どのように

どのような考えで

勉強し、



試験の際には、

どんなこと考え、

どのように

答案を書けばいいかという方法論が存在すると考える。


僕はこれまで、たくさんの合格体験記や、合格者ブログを読み、

合格した先輩方の話をたくさん聞いて、

合格する勉強法は何か、合格答案とは何かをひたすら考え、

勉強してきた。


その自分が考える新司法試験のいわば攻略法を今後司法修習が始まるまでの間に

書きたいと思います。


先に言うと、

僕の方法論は、おそらくベターな方法論であり、特別変わったことをやってもいません。

しかしながら、それができないから、

無駄な努力をしている人がたくさんいるのだと思います。

一人でも、無駄な努力をする人がいなくなることを願っております。


コメントをしていただいた場合は、2010年11月28日までは

それに対して、コメントをするようにしますので、お気軽にしてください。