お米の価格について。
やっと最近になってそのからくりが表に晒されるようになって。
まあ、想像の通りというか酷いよね。
そもそも、昨年、第三勢力と呼ばれる買い占め屋が跋扈して、一部、高値で買い込んで高値で放出する、ってのをやってたのに。
← 第一の悪
それに付け込んで、JAはじめとする集荷業者・仲卸が便乗して米を買い占め、供給を絞り意図的なコメ不足・米価高騰を煽って。
← 第二の悪にして最大の悪
政府は備蓄米放出を決めるが、参院選控えてJAの顔色を窺う事しかしない為、少量放出 & 『競争入札』を採用。
← 第三の悪
放出備蓄米の買戻しを睨み、2025年産米の買い付け価格を昨年以上に釣り上げて、さらに高値買い占めを続けようと画策するJA。
随契での備蓄米放出に慌てて、「ルールに則れ」とか農林族を使って圧力をかけ、「一般米作農家の適正価格は3500円以上じゃないと」とか『それを今更ここで持ち出すんですか』と厚顔無恥も甚だしいJA。
これまでも、端々にちょこちょこは現れてたよね。
『相当規模の24年産米が流通のどこかに秘匿されているけどどこか判らない(農水省)』・・・んな馬鹿な事あるかいJAを叩けや農水省。。
『どっかの卸業社が、今期過去最大の売上と過去最大の利益を計上』・・・そりゃ安値で買い叩いた米を高値で売り抜けてんだからそうなるでしょうけど、堂々とそれを言ってのける厚顔さ。。
『入札備蓄米って、何か月たっても市場には一桁%しか流通していない。』・・・・JAとか仲卸とか、今回の米騒動の元凶に備蓄米卸しても、そりゃ自分とこが買い占めた米先に売りたいよね備蓄米流す訳ないじゃん。。。
『入札備蓄米流通してない割に、スーパー行くと高値のコメが山積みされていて』・・・・だから、今の現状はコメ不足では決してなくて、流通が結託した煽りでしかないんだって。。。。
政府は当然からくり判ってたんだけど、流石に選挙控えて『JAの顔色窺ってて一般国民の票を失う訳にはいかん』ってのに気付いて、急激な方向転換。
江藤農水大臣の「コメは買ったことが無い。売るほどある」って発言も、あれは小泉を突っ込むための政府の自演じゃないのって気がする程のジャストタイミングで、農水大臣の首を挿げ替え、農林部会とJAに抵抗する暇も与えずに、「随契での古古米古古古米放出」って切り札切って、一気に米価を5キロ2000円台まで引き下げさせた。
当り前だよね、そもそも米が高いって言ってるのに、高ければ高いほどOKな札入れで売り渡すなんて、『安く売る気はありません』って初めから言ってるようなもので。それが江藤農水大臣時代のJAと結託した政府側(というか自民党側)のスタンスだったわけで。
それを劇的に切り替える為には、それなりの何かインパクト・劇薬が必要だったわけで、それが江藤発言であり小泉投入だったんじゃないかな。
さて、5キロ2000円台でアピールはしたものの、古古米古古古米も無限に出せる訳じゃなく。JA他が高値でため込んでる244年産米とか入札備蓄米がそれなりの安値(税込み5キロ3000円台とか)で市場に出回らないと、なんだけど。
いつまで倉庫代払って、ため込んどくことが出来るか体力勝負なのかなぁ、とか思ってたんだけど、ここも小泉君ウルトラCな解決策。『入札備蓄米、政府が買い戻してあげるよあんたたちには損はさせない』とか優しい言葉をかけ始めてwww
まあ、買い戻して、随契ルートに流しなおせば、政府の意図する安値で市場に流せる、その価格は「古古米より高いけど、ある程度安くで流すよ」とか云いつつ、そこはJAとかの言い草にも耳を傾けてやる、折衷的な価格へ誘導できる、とかね。
ただ、古古米古古古米随契流通にしろ、高値買戻し米の随契流通にしろ、国からの持ち出しで実施してんだから、結局税金投入している訳で。どっかの野党が云ってる「お米券配る」ってのとやってることは変わらんよね。
「農家は5キロ3500円以上じゃないとやっていけない」とかいまさら言われても、昨年まで2000円で売ってたじゃん、的な話だから全然説得力は無いし。
今回の米騒動の収束と適正米価の議論は切り離して行われるべきだろうけど、消費者的には税込みで5キロ3000円台で安定してくれるのならば、そこはある程度理解できるとこじゃないのかなぁ。
取り敢えず目盛ってたのを纏めてみた