※メッセージ本文
～ 現れたカードの絵・解説 ～
黄金色に光る雲と
黄金色に光る女神。
女神が手にした
天から伸びる
大きな管の先からは
ザラザラザラと金貨が
勢いよく留まることなく
ほとばしり出ている。
向こうに広がる空は
青色、紫、マゼンタピンク、、、
色とりどりのマジックアワー。
輝く光の粒子と共に
黄金色を際立たせる。
背を向けて立つ女神。
風を受けて天にあおられた長い髪。
すべてが黄金で
ただただ無心に
天から金貨を降ろし続ける。
届けるために。
届けるために。
たとえ受け取ろうとしなくても
受け取らずに捨て去られることになろうとも
見向きもされずとも
構わず止まらず
ただただ地上へもたらし続ける。
鮮やかで
美しい１枚。
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～ メッセージ本文 の解説 ～
女神が注ぐ金貨の行き先は
カードの外側。見えてはいない。
万物にむけて注がれている。
対象にならないものは何一つない。
すべての存在に向けて
愛と光が注がれていることを示す。
恩恵に差があるのではない。
受け取る量に差が出ているだけ。
あの人がうらやましいと思うなら
その人は受け取ることに
積極的。ひるんでいないということ。
恩恵を受け取ること・受け取り続けることは
勇気が必要であり意欲が必要である。
途中で遠慮したくなる意識。罪悪感。
分離して背を向けてしまう。
それらをやめることが
受け取ることに直接つながる。
天は
恩恵を注ぐ手を止めない。
委ねられてるのは
こちら側の在り方。
私たちの在り方。
もらえないのではなく
拒絶している自分に気付く。
フッとゆるめて
受け取ることを決める。
悲しんでいる自分を抱きしめながら
共に泣き、光を受け取る。
涙でゆるむとき
古い意識にひび割れが起こり
そこに新しい光が入り込む。
自ら叩き割る必要はなく
自分を許していくことで加速する。
罪人だと思っていたから
褒美を取らせるわけにはいかなかった。
自分への罪認定を解いて放免する。
天はいつでも愛している。
天の愛は尽きることがない。
かたくなに許さなかったのは
私たち自身。
受け取ることにする。
責めるのはもうやめる。
ふと気づくと「ああそうだった」と
生まれる前から
生まれてからもずっとずっと
愛されていたことに気付く。
気付きもまたゆるみを生み
そうして受け取る循環は
尽きずに継続する。
あふれるほどに受け取れば
今度は与えたくなる。
与えられないのは
いま尽きているから。
あっても味わっていないから。
来ているのに拒絶していたから。
無いことにしていたから。
この仕組みを
思い出せるよう
何度でもサインは訪れる。
たとえ忘れている間でも
女神はいつでも
天はいつでも
私たちに愛を注ぎ続けている。
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