今年の我が家のクリスマスケーキは
スーパーで購入。

ケーキ屋さんやコンビニとかで
予約せずに買うのは初めてかも。
毎年 食後にケーキを食べるころには
お腹いっぱいになり
あまり食べられないことを
やっと学習した。(笑)


12/25までの賞味期限の
小さめのものを
翌日から2日間かけて食べる作戦。
当日になってケーキを
買いそびれることの無いように
12/23のうちに買っておくことにした。

小さめのサイズのケーキ、
けっこういろいろあるのね!
あんなに充実しているとは!
この時期の
スーパーのケーキコーナーは
毎年素通りだったから
新鮮にびっくり&感動した!



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私が子供の頃は
ケーキはスーパーでなんか
売ってなかったような気がする。
特にちゃんと まあるいケーキは。
(またしても見てなかっただけかしら?)

うちの実家では
ケーキは特別な食べ物で
ケーキが登場するのは
本当に珍しいことだった。

まあるい切り分けて食べる
大きなケーキだとか
本当に 誕生日かクリスマスくらいで。

だから私にとって
まあるいケーキは
とっても特別なイメージ。



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大人になって
独り暮らしをしてからも
なぜかクリスマスと
誕生日のケーキだけは
まあるいケーキでなければ!
というこだわりがあった。

まあるいケーキで
お祝いしたい!
楽しみたい!

一人でデカいケーキを食べきるのは
大変だった。
買うときも『一人じゃありません』的な
謎の雰囲気を装って買ったりした。


「やっぱりこれよね!」っていう満足感と
情けなさと悲しさと寂しさと。




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あの頃、こんなお手軽な
小さいサイズのホールケーキに
気付かなかったなあ~。
これなら食べやすいのに。(そこ?)

クリスマスケーキとなると
やっぱり白くてイチゴのやつを
選んでいたな。



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結婚してからも
最初は それを譲らなかったが(笑)

だんだんオットの
リクエストも取り入れて
ノエルになったり。

今年は2回目のモンブラン味
まあるいケーキ。



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仕事帰りのオットから電話。

「ロウソクある?
 ケーキに立てたら
 なんか いいんじゃないの?」って。

えー?ロウソクないよ!


すると、彼は何故かケーキを買ってきた。
イブの残り半分があるのに?

開けると
小さなイチゴショートが1つと
ホールケーキによく付いてくる
細いロウソク。


「白いケーキ食べないと
 アナタはクリスマスが終わった気分に
 ならないでしょ!?
 クリスマス終わらせるために
 買ってきたんじゃー! (^□^)」


なにそれー!
だけど嬉しい。





白くて小さなケーキに
細いロウソク立てて
(かなりムリがある(笑))
前日のケーキは残り半分。
残業だと言っていたので晩御飯は別々。

「( ̄‐ ̄)ホレ、吹き消しなサイ」
「一緒に消そうよ(^^)」

♪じんぐるべーる じんぐるべーる♪

フーッ!






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なんてことない
とてもささやかなひととき。
それが本当に本当に
ありがたくて嬉しい。

クリスマスプレゼントとかも
いつの間にか やらなくなったけれど
これだけで もう
ものすごく楽しい。満足。




ショートケーキも
美味しかった!!




イチゴをフォークで刺そうとしたら
柔らかすぎて、めり込んだ・・・。


「ナニやってんの!
 ホントにもー、アナタは!(^□^)」


いや、私もこんなの初めてです…w