
以前の彼と付き合っていた頃の話

お互いの自宅まで一時間半強

簡単に行き来できる距離ではなかったけど
彼が自営業(一応社長さん)だったから
彼がウチに来ることが多かった

彼と付き合ってる頃は
みぃこもちゃんと昼間のお仕事してた

(その時夜やってたかは忘れた
)

そんなある日
午前の仕事中に彼からメール

珍しく弱気な文面だった
彼は立場上
周りに弱音を吐けないし
そんな姿を見せられない
だからみぃこの側では
普段の彼を見せてくれてた
でも基本オレ様の彼
弱音は吐かなかった

そのメールにビックリして
とにかくトイレに駆け込んで電話

力のない声を聞いて
「マズイ
」って直感的に思った


その後お昼休みの直前まで
出来る限りの仕事を終わらせて
午後に半休を取らせて貰える様
上司に掛け合う
無事に許可が下りて
お昼も食べずに彼の元へ
初めてだった
仕事よりも恋人を選んだの
ただその時は
彼を最優先するべきだと感じた
放っておいたら壊れちゃうって
そう思った
みぃこはお仕事が好きだった
周りに迷惑を掛けるのがイヤだった
だからいっぱいお仕事を頑張ってきた

でも時には
お仕事より大事なこともある

その時そう学んだ
あの時彼に逢いに行くことを選んだ
みぃこの選択は正しかったと思う

彼には
「まさか来てくれるとは思わなかった」って
「でもありがとう」「助かったよ」って

多くの人が言う様に
仕事をしてるから自分達は一緒にいられる
仕事は手段で目的じゃない
生きるための目的はもっと別にある
それは恋愛かも知れないし
そうじゃないかも知れない
なんにせよ
一番大切なことは忘れちゃいけない

・・・最近ダンナが
仕事がうまくいかなくて凹んでる
でもみぃこがいるから
みぃこも昼でも夜でも働くから
みぃこが側にいることを忘れないでいてね