こんにちは

訪問いただきありがとうございます


アルコールストーブに詳しい方ではありませんが

今回導入のスノーピーク 火焔ストーブについて

使用した感想を書きとめたいと思います


また前回の記事の後半に火焔ストーブとトランギアのアルコールストーブとの比較を追記しました



記事前半


到着したスノーピーク 火焔ストーブ コーエン




さて


火焔ストーブ コーエンはスノーピークで使用するアルコール(バイオエタノール)が指定されてます


指定アルコール以外を使用すると

製品保証が受けられないと言う事になってる


しかしこのアルコールがめちゃくちゃ高い❗️


ヨドバシドットコムで注文のスノーピーク指定バイオエタノールが到着したので

使用レポに入る前にアルコール成分をチェックする




お高いと言う事は特別に純度の高いものなのか❓


気になってた成分を確認


缶の裏面に記載の成分は


エタノール99.8wt%、水、

安臭香酸デナトニウム 0.0001wt%




エタノール99.8%はかなり高い


安臭香酸デナトニウムって聞きなれないので

ちょっとググってみる


苦味を感じて誤飲防止の目的で殺虫剤・洗剤・不凍液・工業用アルコールなどに苦味剤として添加される添加剤との事


これは誤嚥防止の為でしょうか



今まで私が使ってたトランギアのアルコールストーブは工業用のケンエー燃料用アルコールを使用してるのでそちらも成分確認



主成分はメタノール


メタノールはメチルアルコール=目がチルなんて化学の授業の時に言ってた様に毒性があり飲めない


成分は


メタノール 76.6% エタノール 21.6%

その他にイソプロパノール 0.3%


イソプロパノールもアルコールみたいなので

アルコールは合計 98.5%でした




でも今や時代はECO

植物から生成する環境に優しいバイオエタノールが着目されてる

スノーピークも環境を考えバイオエタノールを使用するアルコールストーブを作ったのかと思う


それじゃ

同じバイオエタノールでも価格はどうかな?

代表的なものを一つだけを確認すると


バイオエタノールはヒロバ・ゼロはスノーピーク指定のものと1/8と格安でコスパは最高♡


アルコールはと言うと88%みたい

成分表が手元に無く他の成分はわかりませんが

価格差が大きすぎる



アルコールが88%と99.8%のバイオエタノール


結構な差がありその分お高いのかと思うけど


スノピの火焔ストーブにどれだけの影響があるかはわからず、、、


製品保証の事もあるので今回はスノーピーク指定のアルコールを使用



こっから先は使用レポ


前回の記事では組み立てる所をすっ飛ばしたので

今回はきちんとレポします


風防兼五徳はこんな感じの6つのパーツ構成



収納袋にはこの風防兼五徳と付属のピンセットを一緒に収納






折りたたんだ底板を開く



こっち側を上に向けます



反対側を上に向けると中央の突起でアルストが上手く乗らない



正面パネルは*Snowpeak刻印を手前に向く様に

2箇所のスリットに入れ込む


抜け止めの凸起があるので少し入れにくい





サイドの2枚の板はバリ取り実施の時についたヘアライン仕上げがある

ヘアライン仕上げを内側にピカピカ光ってる方が外側になる様に正面パネルと底板に入れ込む

写真の様に凸部分がある方がヘアライン仕上げ側



両サイドをはめ込んみ立ち上げる




最後にサイドの板を合わせて風防が完成



五徳の先端に○穴がある方を前側にして風防の切り込み部分に入れ終了





アルスト側


アルスト本体

8つの二次燃焼用の穴が本体内側にあり



アルコールを中に入れた状態でもゴムパッキン付きの蓋をすればそのまま運搬可能になってる


蓋には*Snowpeakの刻印



その上に火力調整のキャップをカチッとセットし


この状態での運搬になります



ここからちょっと注意


アルストを付属のピンセットで風防内に入れるけど

ピンセットの先を持たないとしっかり掴めない


これだとグラついて危ない⚠️



こんな感じに先端押さえないと安定しない



それではアルコール入れて点火


最初は中央から青い感じの炎



しばらくすると

周りの穴から小さい炎が出始め



赤い炎になります


そーしているうちに五徳は真っ赤に



火力調整は付属のキャップをピンセットで被せる




中央開口部からの火となり


火力が落ちる





せっかく燃焼させたので

マキネッタセットしてカプチーノ作ります


2カップ分の小さいマキネッタですが

十字の五徳で安定します


シェラカップなど底面の小さなものから

スキレットなどのちょつ重いものまで対応出来そう

風防兼五徳は良い感じ❣️


充分な火力で約2分くらいで抽出が完了





ただ


こんな感じに底面が煤ける




消火はピンセットで蓋を逆さまの状態に被せる


反対にするとパッキンが溶けるかと





煤けはじめたマキネッタの底板は?


エタノールは煤けるって聞いてたけど

ここまで黒く煤けるとはね




この後

洗剤とタワシでゴシゴシ擦ってやっと落とす


煤けるのは

赤火にこだわった火焔ストーブだから❓


今回使用したバイオエタノールのせい❓



次の確認課題が出来た❗️


トランギアのアルストに今回使用したバイオエタノールを使用したら煤はどうなるか❓


火焔ストーブが赤い炎を楽しむコンセプトだからってこれだけ煤けると、、、


きっとメタノールなら煤けないと思うけど

燃料アルコールの指定されてると困るな




ここまでが前回



こっから後半の追加記事


さて

煤けてしまったバイオエタノールをトランギアのアルコールストーブに使うとどうなるか?


その前に

トランギアとスノーピークのアルスト2つを比較してみる事に


本体・蓋・火力調整キャップを付けた状態では


サイズ感はほぼ同じ



火力調整キャップ外す




蓋を外す




上から確認



なんかサイズはほぼ同じみたいなので

もしかしてどっちの蓋も入ってしまうかも?


なんて蓋を入れ替えてみる


ハイ❗️

ピッタリした感じに閉まります



いよいよ燃焼確認に入る


トランギアにスノーピークのバイオエタノールを入れて燃焼🔥


赤い炎で結構な火柱が上がる



マキネッタのせてみると


外側に炎が回り込み取手のプラスチックがダメになりそう💦




どうやら

トランギアは二次燃焼用の穴が外側を向き穴数も多く火力が高い為に外側に炎が回り込み




スノーピークは穴が内側を向き穴数が少なく

炎が中央寄りでマキネッタの外側迄 炎が回り込まないみたい




このままトランギアでマキネッタ使うと

マキネッタのハンドル部分が危ないので

火力調整のキャップを被せて火力を落とす


これだと火力が一気に落ち

抽出時間かかってしまうけれども仕方なし




抽出完了した

マキネッタの底面はと言うと


火焔ストーブよりは煤は少ないけど

やっぱり煤けた


煤が少ないのは火力を落とした事からかも❓





ちなみにトランギアでエタノールを使ってた時は

煤ける事はなかった




結論

バイオエタノール使うと赤火になり煤けてしまう様だ

確認したのはトランギアですので他のアルストの場合どうなのかはわかりません


今回の火焔ストーブ コーエン

カッコイイし作りもしっかりしてる


エコを考えバイオエタノールを使用し赤火で焚き火の様に火を観て楽しむ事が出来る


今までアルストは青火が普通だと思っていたが

今回の火焔ストーブは赤火で炎が見える  

この魅力に惹かれて導入したけれど


ただ赤火になる反面、煤けてしまう


煤けるのを防ぐにはエタノールメタノールを使えば解決出来そうだけど


残念ながら

指定燃料でない事からスノーピークの製品保証がきかなくなってしまう


煤は勲章と思い切るか、、、、




それにしても

この専用のバイオエタノールは高すぎる


燃料を使えば使うほど高い買い物になってしまう


このアルコール使いきったらどうしよう❓


無保証覚悟で他の燃料使うか❓

使っちゃイケナイ理由ってなんだろ❓


燃料を指定するのなら もっと安くしてスノピさん



アルストの沼に入る前に

モヤモヤしたまま終わります


(*^^*)ラン