我が家はユニフレームのステンレスケトルを使用していますが、ガソリンの2バーナーでも焚き火でもなかなか沸騰するのに時間がかかります。

今回、2バーナーからアルコールバーナーに変えた事で火力が下がりますのでさらに沸騰するかどうかが心配されます。

アルコールバーナーにセットした状態です。

焚き火で使用する機会が多い為、ケトルはブラック化しています。

なんでこんなに沸騰が遅いのか、素材によるものなのかを調べてみました。

金属の熱伝導が大きく影響されると思い、熱伝導率を調べました。

熱伝伝導とは、物質の活発な分子運動の働きが高温から低温側へ低温から高温側へ運ばれる現象の事です。

熱伝導率とはこの熱移動の起こりやすさを表す係数です。

熱伝導率の値が大きいほど移動する熱量が大きく、熱が伝わりやすいことになります。

一般的に使われるクッカーの素材で調べた所、下記の通りでした。

アルミニウム  204
真鍮                106
鋳鉄鉄             48
チタン             17
ステンレス      16

チタンとステンレスは熱伝導低い! 

まさかステンレスがチタンより低いとは思いませんでした。

アルミニウムの1/10以下、これでは沸騰しにくいわけです。

そこで、今回ケトルをアルミニウム製に変更。

容量は、1.2L です。
0.8Lと迷いましたが、カップラーメンの大きなものだと約500mlのお湯を使用しますので、2人分ではこのサイズと思い選択しました。


これでアルコールバーナーにも安心して対応可能になりましたよ。

もちろん今までのユニフレームのケトルは焚き火で活躍してもらいます。


チタンとステンレスは熱伝導が低い為、保温、保冷用で飲料用のマグカップ等に、クッカーはアルミニウムがいいと思います。

ユニフレームのステンレスケトルはブラックポット化されてますので焚き火でガシガシ使いたいと思います。

(^O^)